VAGUE(ヴァーグ)

余裕の排気量とオフも走れる走破性で“どこでも行けちゃう”のが魅力だよね 日本が誇るビッグオフ 大型免許で楽しむ「アドベンチャーバイク」3選

続いてホンダの750ccとスズキの800cc

●ホンダ「XL750 トランザルプ」

 次に紹介するのは、ホンダ「XL750 トランザルプ」です。

ホンダ「XL750 トランザルプ」
ホンダ「XL750 トランザルプ」

 XL750 トランザルプは、1987年に誕生した初代モデルの系譜を受け継ぎ、市街地から高速道路、峠道から未舗装路まで快適に走行できるオールラウンドなツーリングモデルとして開発されました。

 外観デザインは、防風性能が追求された空気抵抗の少ないカウルスタイルを特徴としており、親しみやすくタフなアドベンチャーツアラーとしての実用性を伴った造形となっています。

 そして、エンジンは754ccの水冷4ストローク直列2気筒を搭載し、最高出力91ps、最大トルク75Nmというスペックにより、余裕のある走行を可能にしています。

 さらに、シート高は850mmとなっており、視点の高いアップライトなライディングポジションと、ツーリング時の快適性を両立させる工夫がほどこされています。

 また、車両重量は216kgと軽量に設計されており、長距離走行における疲労を軽減し、数日間にわたる長旅にも対応できる仕様となっています。

 機能面では、出力特性やエンジンブレーキなどを統合制御するライディングモードや、ホンダセレクタブルトルクコントロールなどの運転支援システムを搭載している点が大きな特徴です。

 なお、価格は143万円です。

●スズキ「Vストローム 800DE」

 最後に紹介するのは、スズキ「Vストローム 800DE」です。

スズキ「Vストローム 800DE」
スズキ「Vストローム 800DE」

 Vストローム 800DEは、長距離ツーリングを快適にするVストロームシリーズの性能を受け継ぎつつ、未舗装路での走破性をさらに高めたモデルとして開発されました。

 現行モデルは歴代のオフロードマシンをモチーフにしたクチバシ状のフロントカウルを備えたスタイリングが特徴で、灯火類にはフルLEDが採用されています。

 そして、搭載されるエンジンは、775ccの水冷4ストローク2気筒エンジンで、最高出力82ps、最大トルク76Nmを発揮する設定となっています。

 この新開発のエンジンは、スズキ独自のバランサー機構を採用することで振動を抑え、低回転域から粘り強いトルク特性を生み出す設計がなされています。

 車両重量は230kgで、シート高は855mmと高めに設定されており、21インチのフロントホイールと長いサスペンションストロークによって悪路での走破性を提供する設計がなされています。

 また、機能面では、クラッチ操作が不要となる双方向クイックシフトシステムや、発進時の操作を助けるローRPMアシストが装備されています。

 くわえて、トラクションコントロールに未舗装路専用のGモードを備え、後輪のABSを解除できる機能も確保されるなど、ダート走行を飽きさせないライディング環境を重視した設計がなされています。

 なお、価格は139万7000円です。

※ ※ ※

 今回紹介した3車種は、それぞれ異なるアプローチで未舗装路の走破性とツーリングの快適性を追求したモデルとなっています。

 いずれも先進の電子制御やオフロード走行に適した専用装備が充実しており、週末の林道ツーリングから長期間の壮大な旅まで、幅広い走行シーンで活躍する性能を備えているといえます。

 今後も環境性能への対応や新たな運転支援技術の搭載などにより、中排気量アドベンチャーの利便性と走行性能がどのような進化を遂げていくのか、その動向に注目が集まりそうです。

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東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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