こりゃ“そこらの原チャリ”じゃない! BARホンダF1チームが使ったスクーターを発見 パドックを走り回ったジェンソン・バトン選手の愛車とは
F1ファンなら手に入れたい1台 落札予想もこれならイケるかも!?
RMサザビーズは2026年6月に開催する「Sealed Drop」オークションにおいて、2003年式の「ホンダ SZX50 BAR Honda F1 Paddock Scooter」を出品する予定です。
F1マシンそのものではありませんが、BARホンダF1チームのパドックで実際に使用された希少なスクーターであり、モータースポーツファンやF1コレクターから大きな注目を集めています。
今回出品される車両は、BAR(ブリティッシュ・アメリカン・レーシング)ホンダが2003年から2004年頃のF1シーズンにパドック内で使用していたとされる1台です。

当時のチームカラーであるホワイト、レッド、ブラックを基調とした「ラッキーストライク」カラーリングが施されており、F1ファンにはおなじみのデザインをまとっています。
BARホンダは1999年から2005年までF1に参戦したチームで、2003年シーズンには後に2009年のF1ワールドチャンピオンとなるジェンソン・バトン選手と、1997年ワールドチャンピオンのジャック・ビルヌーブ選手がドライブしました。
翌2004年には日本人ドライバーの佐藤琢磨がレギュラー参戦し、アメリカGPで日本人として14年ぶりとなる表彰台を獲得するなど、日本のF1ファンにとっても記憶に残るチームとなっています。
ベース車両となるホンダSZX50は、排気量50ccの空冷単気筒エンジンを搭載したコンパクトスクーターです。
最高速度こそ控えめですが、広大なサーキットのパドックやサービスエリア内を移動するための足として活躍しました。F1の世界ではドライバーやエンジニア、チームスタッフがスクーターを利用することが一般的で、パドック内ではF1マシン以上に目にする機会が多い乗り物でもあります。
こうしたパドックスクーターは消耗品として扱われることが多く、現役当時のカラーリングや仕様を保ったまま残る個体は非常に少数です。過去には佐藤琢磨選手が使用したとされるBARホンダのスクーターが英国オークションに出品された例もあり、F1関連コレクターズアイテムとして一定の人気を集めています。

今回の車両は、スーパーカーやF1マシンのような圧倒的な性能を持つわけではありません。しかし、2000年代前半のF1黄金期を象徴するBARホンダの歴史を伝える貴重なメモラビリア(記念品)であり、当時のパドックの空気を感じられる実用品としての魅力を備えています。
近年はレーシングスーツやヘルメット、ショーカーだけでなく、チーム関係者が実際に使用したスクーターやサービスカーなどもコレクター市場で評価を高めています。BARホンダが残した数少ない実使用車両のひとつとして、このSZX50がどのような価格で落札されるのか注目されます。
ちなみに予想落札価格は2000ポンドから4000ポンド(1英国ポンド=214.6円計算で約43万円から86万円)となっています。
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