「家族と来たかった!」三菱車オーナー限定「スターキャンプ2026」で実感 “豊かなアウトドアウェルネス”とは
夜10時になると、会場が一斉に静かに
個人的に最も印象的だったのは、夜10時の光景でした。キャンプ場では消灯時間を過ぎても話し声が続いたり、宴会モードになったりすることが少なくありません。ところが「スターキャンプ2026」では、この時刻を迎えると場内が驚くほど静かになったのです。
もちろん「ルールだから」という面もあるでしょうが、それ以上に、参加者一人ひとりがこの場所の空気を大切にしていることが伝わってきました。三菱車オーナー限定というイベントの特性もあるのかもしれませんが、ガツガツした雰囲気はなく、どこかおだやかでのんびりしています。「三菱車オーナーって、マナーがいいんだな」そんなことを考えながら夜のキャンプ場を歩いていました。
今回の「スターキャンプ2026」は、天候にも恵まれました。かつては夏や秋に開催されていましたが、台風や強風のリスクを考慮し、今では5月開催に日程が変更されたといいます。筆者が訪れた2日間は朝から青空が広がり、富士山も裾野までくっきりと姿を見せていました。
実は今回、同行した編集者とカメラマンは日帰りだったため、会場に宿泊したのは筆者だけ。振り返ってみると、30年以上キャンプを続けてきて、意外にもこれが人生初のソロキャンプとなりました。
夕方になると取材もひと段落し、自分のサイトへ戻ります。簡単な夕食をつくり、たき火を眺めます。場内からはステージの音が聞こえ、ときどき子どもたちの笑い声が風に乗って届きます。ふと顔を上げると、頭上には星空が広がっていたのでした。

特別なことをしたわけではありません。ただ火を眺めて、空を見上げる……それだけで十分でした。最近よく耳にする“ウェルネス”という言葉も、こうした時間と無関係ではないのだろうと感じました。自然の中で過ごす時間や、家族や仲間と同じ景色を眺める時間、その価値を改めて実感した夜となりました。
「スターキャンプ2026」では、ナイトバブルショーも開催されました。ライトアップされた無数のシャボン玉が夜空へ舞い上がり、子どもたちは歓声を上げながらそれを追いかけていきます。最初は子ども向けのコンテンツかと思っていたのですが、大人も思わず見入ってしまうほど幻想的でした。
●クルマのイベントだけど記憶に残ったのは人だった
ちなみに「スターキャンプ2026」の会場では、参加者、運営スタッフ、関係者たちが、それぞれ異なる色のTシャツを着用していました。迷ったときなど誰に声をかければいいか、ひと目で分かりますし、会場全体を見渡すと不思議な一体感が生まれます。なかには、過去の「スターキャンプ」Tシャツを着ている参加者も。長年通い続けているリピーターなのでしょう。
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