「えっ、五合目までクルマで行けない!?」夏の富士山で実施される“マイカー規制”って? 登山前に知っておくべき内容と注意点を解説
ルートごとに異なる規制期間とマイカー規制の基本的なしくみ
2026年の夏期シーズンにおいて、富士山周辺の各道路では、ルートごとに定められた日程でマイカー規制が実施されています。
具体的には、山梨県側の吉田口へとつながる富士スバルラインにおいて、7月3日の18時から9月10日の18時まで規制が行われます。
また、静岡県側の須走口へとつながるふじあざみラインでは、7月1日の9時から9月10日の18時までが規制期間に設定されています。
さらに、富士宮口へとつながる富士山スカイラインでは、7月10日の9時から9月10日の18時まで規制が実施されます。
このように、利用する登山口によって規制の開始日時が異なるため、スケジュールを立てる際には事前の確認が必要です。
マイカー規制とは、夏期の登山シーズンに登山客や観光客が集中し、五合目駐車場付近で激しい交通渋滞が発生していた状況を改善するための措置です。
渋滞を解消することで富士山来訪者の安全を確保するとともに、排気ガスなどの影響を抑えて自然環境を保全することを目的としています。
これにより、規制期間中は対象となる道路において、自家用車で五合目まで直接乗り入れることができなくなります。

また、マイカー規制の対象となる車両は一般的な自家用車であり、ガソリン車だけでなくハイブリッド車や電動バイクなども通行が制限されます。
そのため、五合目へと向かう来訪者は、山麓に設けられた乗換駐車場にマイカーを駐車し、シャトルバスやタクシーに乗り換える必要があります。
なお、乗換駐車場は各ルートに合わせて整備されており、吉田口を利用する場合は富士山パーキングを利用することになります。
富士宮口の乗換駐車場は水ヶ塚駐車場であり、須走口の場合は道の駅すばしりの向かいに位置するすばしり多用途広場が指定されています。
水ヶ塚駐車場などの一部の乗換駐車場や、五合目へ向かう交通機関の利用には、それぞれ所定の料金がかかります。
一方で、静岡県側の御殿場口についてはマイカー規制が実施されていません。
そのため、開山期間中であっても五合目駐車場まで自家用車で直接向かうことが可能となっています。
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