独特なカスタムがカッコいい! 米国で“魔改造”された45年前のホンダを発見 1147ccにボアアップされた「CBXスーパースポーツ」の価値
1147ccへのボアアップと現代の足まわりを与えられたカスタム個体
今回の出品車両は、ミシガン州のカスタムショップ「CBX-Tras」によって2019年から本格的な製作が進められた個体です。

外装は「キャンディグローリーレッド」と呼ばれる深い赤色のメタリック塗装で仕上げられており、専用設計のサイドカバーやテールセクションが装着されています。
フレームやエンジンケースなどの各コンポーネントはサテンブラックの粉体塗装が施され、全体としてコントラストの強い仕上がりとなっています。
足まわりは他メーカーの部品を流用しており、フロントにはスズキ「GSX-R1000」の倒立フォーク、リアにはドゥカティ「ハイパーストラーダ」の片持ちスイングアームとモノショックが組み込まれています。
ホイールはドゥカティ製を採用し、スパークルシルバーに塗装されたうえで、フロントに120/70、リアに180/55サイズのタイヤが装着されています。
ブレーキシステムについては、フロントにブレンボ製の4ピストンモノブロックキャリパーと320ミリ径ローター、リアにシングルピストンキャリパーを備え、制動力が強化されています。
また、ハンドル周りにはバーエンドミラーや現代的なスイッチ類が配置され、メーターにはデジタルスピードメーターやアナログタコメーターを含むKoso製のマルチファンクションゲージが採用されました。
シートはアルカンターラ生地で張り替えられたソロシート仕様となっており、操作系も含めてスポーティな構成にまとめられています。

そして、搭載される直列6気筒エンジンは、ボア径を3ミリ拡大することで総排気量を1147ccに引き上げるチューニングがほどこされています。
内部のカムシャフトやトランスミッションのギアが新品に交換されたほか、ケーヒン製の29ミリCRキャブレターやプログラム可能なIgnitech電子点火システムが追加されました。
くわえて、ディープサンプオイルパンやダブルオイルクーラー、加工済みのデルケビック製マフラーを備えた専用のエキゾーストシステムが組み込まれています。
走行距離については、デジタルメーターの表示がカスタム完成後から15マイルとなっており、テスト走行程度の稼働にとどまっています。
エンジン周りや車体全体の状態は、製作時からの良好なコンディションが維持されており、細部まで徹底的に手が入っていることが確認できます。
なお、今回のオークションでは、12件の入札を経て、最終的に1万6500ドル(約268万円)で落札されました。
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