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1001馬力はランボ・テメラリオ超え! アウディ新型「ヌヴォラーリ」に米国で試乗 限定499台のハイブリッド 乗ってわかった「アウディの目指すスーパースポーツ像」とは

なぜ「ヌヴォラーリ」はテメラリオを上回る性能を与えられた?

 2026年6月にワールドプレミアを飾ったばかりのアウディ新型「ヌヴォラーリ」にアメリカ西海岸で試乗しました。

 ランボルギーニ「テメラリオ」とパワートレインやアルミ製スペースフレームなどを共用するヌヴォラーリですが、システム出力はテメラリオの920psに対してヌヴォラーリは1000psの大台に乗る1001psを発揮。このため0-100km/h加速はテメラリオの2.7秒を凌ぐ2.6秒を達成しています。

 同じフォルクスワーゲン・グループに属するアウディとランボルギーニは、これまでにも「R8」と「ガヤルド/ウラカン」、「RS Q8」と「ウルス」といった具合に、兄弟車に近い関係のモデルを世に送り出してきましたが、快適性重視のアウディに対してランボルギーニはパフォーマンス優先とされてきたので、「兄弟車の場合はランボルギーニがアウディをパフォーマンスで上回る」という不文律がこれまでは守られてきました。

 では、なぜヌヴォラーリにはテメラリオを上回る性能が与えられたのでしょうか?

 今回の試乗会では、自分自身でステアリングを握る前に、アウディのゲルノート・デルナーCEOが運転するヌヴォラーリに同乗するという機会が設けられたので、ヌヴォラーリがアウディにとってどのような意味があるのかをデルナーCEOに訊ねてみることにしました。

「ヌヴォラーリはアウディにとって非常に重要なモデルです。ヌヴォラーリの新しいデザインとともに、アウディは新しい時代に入ったと考えているくらいです。そして新しい時代のアウディを指し示すビーコンライト(誘導灯)の役割を果たすのがヌヴォラーリなのです」

アウディ新型「ヌヴォラーリ」
アウディ新型「ヌヴォラーリ」

 つまり、ヌヴォラーリは2023年に生産終了となった2代目R8の単なる後継車種ではなく、アウディというブランドの新時代を象徴するモデルというわけです。なお、将来的に登場するすべてのアウディが、ヌヴォラーリと同じ新しいデザイン言語を採用することが明言されています。

 ゲルノートCEOとの同乗試乗を終えると、いよいよ自分自身の手でヌヴォラーリを操るチャンスがやってきました。

 ヌヴォラーリは3モーター方式のプラグインハイブリッド・パワートレインを搭載しています。このためデフォルト・モードで発進するとエンジンは始動せず、モーターの力だけで走り始めます。スーパースポーツカーなのにエンジン音を響かせずに走るヌヴォラーリは、まさに新時代のスーパースポーツカーに相応しいといえるでしょう。

 乗り心地も、1000psオーバーの多くのスーパースポーツカーとは異なり、ゴツゴツ感が少なくて快適です。

 ハンドリングにもシビアなところは感じられず、落ち着いてステアリングを握っています。そうした印象は、ドライビング・モードを標準的なバランスドからダイナミック、ダイナミック+へと切り替えても基本的には変わりません。快適性や安心感は常に一貫していたのです。

Nextすべてにおいて快適で洗練されている
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