ホンダ独創の6気筒搭載で当時“世界最速”のスーパーバイク 44年前に登場した「CBXスーパースポーツ」が米国オークション登場 気になる令和での価値とは
ツアラー装備とメンテナンスが施された1982年式個体の詳細と落札結果
今回出品された個体は、1982年式の「CBXスーパースポーツ」であり、現在の所有者が2016年に取得した車両です。

外観はパールアルタイルホワイトをベースに、ブルーとブラックのグラフィックが施された純正カラーリングで仕上げられています。
脱着可能な鍵付きハードパニアケースも車体と同色で塗装されており、社外外品の大型ウインドシールドやブルーのパイピングが入ったコービン製2人乗りシートが装着されています。
足まわりには、フロント19インチ、リア18インチのコムスターマルチピースホイールが組み合わされ、ブリヂストン製のS11スピットファイアタイヤが装着されています。
ブレーキシステムはフロントに276mmのベンチレーテッドダブルディスク、リアに296mmのシングルディスクを備え、前後ともに2ピストンキャリパーが採用されています。
ハンドル周りには鍛造アルミニウム製のクリップオンハンドルが配置され、日本精機製の85mph表示スピードメーター、9500rpmレブラインのタコメーター、電圧計が備わっています。
搭載される1047ccの空冷6気筒エンジンには、28mmのケイヒン製キャブレターが6基装備され、クローム仕上げの6into2エキゾーストシステムが組み合わされています。
出品直前のメンテナンスにおいて、専門業者による6基のキャブレターのオーバーホールが実施されたほか、エンジンオイル、バッテリー、スパークプラグの交換が行われています。
走行距離については、5桁オドメーターの表示で2万3000マイル(約3万7000キロメートル)となっており、年式を考慮すると適度な使用状況を示しています。
全体的な状態としては、経年変化や細かな使用感は見られるものの、オリジナルのパーツや貴重なツアラー装備が維持された良好なコンディションです。
オークションは最終的に43件の入札を集め、1万5500ドル(約225万円)で落札されました。
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今回のオークションに登場したCBXは、1980年代初頭のホンダが持つ技術力とツアラーとしてのコンセプトが凝縮された一台です。
空冷並列6気筒という極めて特徴的なパワーユニットを備えたモデルは、現代のモーターサイクル市場においても極めて希少な存在となっています。
北米で適切に維持され、メンテナンスを経て競り落とされた事実は、歴史的な名車としての価値が現在も高く評価されていることを示しているといえそうです。
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