VAGUE(ヴァーグ)

東京〜日光450km ボルボ新型「EX90」で行くクルマ旅! いろは坂から金精峠へ 7人乗り電動SUVが移動そのものを“上質な時間”に変える

いろは坂でも巨体を持て余さない! ワインディングと後席で見えた“懐の深さ”

 地元の食材を使ったランチをいただき、束の間の休憩を取った後、一旦、半月山を目指して展望台へ。撮影を済ましたら再び国道120号線まで戻り、中禅寺湖を左手に眺めながら戦場ヶ原、湯滝、そして金精峠へと日本ロマンチック街道を進んでいきます。

 この辺りは、ずっとワインディングロード。「EX90」のまた別の魅力を体感することとなりました。そう、心地よいフットワークです。

 いろは坂でも感じたことですが、アップダウンが続き、右に左に切り返す道での身のこなしはとてもニュートラルで、積極的に走りを楽しめるほどでした。強度を調節できる回生ブレーキを駆使してアクセルオフだけで減速。操舵していくと、鼻先が重くないので素直にクルマの向きが変わります。

 そして、立ち上がりでアクセルペダルを気持ち多めに踏み込めば、リアから押し出すような痛快な加速を楽しめるというわけで、走りの醍醐味はまさに想像以上。こちらも同様に、重いけれどバランスは良好ということ、そしてブレーキが信頼に足るものだということが貢献しているようです。

ボルボ新型「EX90」
ボルボ新型「EX90」

 途中、撮影を挟みながら関越自動車道を目指してひたすら西に向かっていると、気づけば同乗するふたりからは寝息が……。ドライバーが気持ちよく走らせていても、他の乗員はそれだけ快適だったというわけで、この乗り味の懐深さには本当に驚かされました。

 沼田ICから関越自動車道へ。ここからは2列目シートに移動して、その快適性を確かめました。やはり感じるのは車体が前後左右に揺れる動きの小ささで、身体が揺すぶられず目線もブレないのでとにかく疲れません。

 車体の剛性感も高く、いやな騒音や振動はやはり皆無。快適な移動を満喫することができました。

 標準装備のエレクトロクロミック機能つきパノラマ・ガラス・ルーフにも触れておきましょう。実際のところ前席では、その恩恵はそれほど大きくはないのですが、2列目に座ると目線の上方が大きく開けていて、素晴らしい視界を満喫できます。それを考えても、このクルマの特等席は2列目シートかもしれません。

●約450kmを充電なしで走破! “BEVは長距離が苦手”を忘れた1日

 そんなわけで、結局450km近くにも達した道程を、充足感たっぷり、しかも全く疲れ知らずのうちに走破して、「ボルボスタジオ青山」まで無事に帰着しました。もちろん、途中での充電は一切なし。もはや“BEVは長距離が苦手”なんて話は忘れてよいでしょう。

 むしろ、これだけ快適なわけですから、長距離ドライブこそがBEVの真価が最も活きる使い方だと、今はもういっていいのかもしれません。ボルボ・カー・ジャパンはそれを分かっていて、これだけの距離を走る提案をしてくださったのかも?

ボルボ新型「EX90」
ボルボ新型「EX90」

 おそらく多くのボルボユーザーは、クルマそのものよりも“クルマのあるライフスタイル”を重視しているはず。だとするならば、「EX90」はまさにそんなニーズにガッチリ当てはまる1台となりそうです。

 価格も「XC90」のプラグインハイブリッド車とほぼ同等、という戦略的な設定です。アップデートされた数々の先進装備まで考え合わせれば、次は「EX90」という手、大いにアリではないでしょうか。

Gallery 【画像】“まぶたが開く”ヘッドライトや3列シートに注目! ボルボ新型「EX90」を写真で見る(30枚以上)
ロケット級の飛びは本当?新「ZXi RKTドライバー」をアマチュアが本音試打

page

  • 1
  • 2

VAGUEからのオススメ

前作超え感じさせる“ロケット級”の飛び実現へ! 新スリクソン「ZXi RKT」ドライバー4モデルの実力を試してみた【PR】

前作超え感じさせる“ロケット級”の飛び実現へ! 新スリクソン「ZXi RKT」ドライバー4モデルの実力を試してみた【PR】

RECOMMEND