VAGUE(ヴァーグ)

ラリーの伝説が“電動SUV”で復活!? ランチア新型「ガンマ HFインテグラーレ」パリで初公開! 375馬力の4WDが受け継いだ伝統とは?

WRCを席巻した伝説の「HFインテグラーレ」が電動SUVで復活

 イタリアの自動車ブランドであるランチアは、2026年10月12日に開幕した「パリモーターショー2026」で「ガンマ HFインテグラーレ」を世界初公開しました。

 今回の新型で見逃せないのが、往年のラリーファンにはお馴染みの「HFインテグラーレ」という伝説のネーミングの復活でしょう。

 ランチアといえば、かつてWRC(世界ラリー選手権)で数々の栄光を手にした名門ブランド。1970年代には「ストラトス」、1980年代には「ラリー037」や「デルタS4」といった名車を世に送り出し、ラリー史にその名を刻みました。

 なかでも、1980年代後半から1990年代初頭にかけて活躍した「デルタ HFインテグラーレ」は、ランチアのラリー黄金期を象徴する存在です。

 5ドアハッチバックの「デルタ」をベースに、ターボエンジンとフルタイム4WDを組み合わせた同モデルは、ブリスターフェンダーによる迫力あるスタイリングなどでも人気を集めました。

 そんな「デルタ」をベースとするグループAマシンは、1987年から1992年までWRCのマニュファクチャラーズタイトルを6年連続で獲得。その圧倒的な強さは、今なお多くのクルマ好きの記憶に残っています。

 ちなみに「HF」のルーツは、ランチアの熱心なオーナーたちが集う「Hi.Fi.(High Fidelity)」にあり、1960年代にモータースポーツ活動と結びつきました。

 一方、「インテグラーレ」という名称は、「デルタ」の高性能4WDモデルによって世界的に知られるようになったものです。

 そんなふたつの名称を組み合わせた「HFインテグラーレ」が、およそ30年ぶりにランチアの市販モデルに帰ってきました。

ランチア新型「ガンマ HFインテグラーレ」
ランチア新型「ガンマ HFインテグラーレ」

 ただしその姿は、往年の「デルタ」とは大きく異なります。

 新型「ガンマ」は、1976年に登場し、1984年に生産を終えたランチアのフラッグシップカーの名を約42年ぶりに復活させたモデル。当時のファストバックセダンやクーペから、新型では全長約4.67mのクロスオーバーSUVへと生まれ変わりました。

 流麗なルーフラインにSUVらしいロードクリアランスを組み合わせ、フロントにはランチアの伝統的なグリル形状を光で表現した“カリーチェ”を採用。リアには特徴的なT字型ライトを配置しています。

 そして、今回パリで公開された「ガンマ HFインテグラーレ」は、ブラックのボディカラーにグリーンを基調とした専用インテリアを組み合わせた、新型「ガンマ」の最高峰モデルとして位置づけられています。

Next375馬力の電動4WDを搭載! 往年の「HFインテグラーレ」と何が違う?
Gallery 【画像】漆黒のボディ&グリーンの専用インテリアに注目! 375馬力のランチア「ガンマ HFインテグラーレ」を写真で見る(30枚以上)

page

  • 1
  • 2

VAGUEからのオススメ

前作超え感じさせる“ロケット級”の飛び実現へ! 新スリクソン「ZXi RKT」ドライバー4モデルの実力を試してみた【PR】

前作超え感じさせる“ロケット級”の飛び実現へ! 新スリクソン「ZXi RKT」ドライバー4モデルの実力を試してみた【PR】

RECOMMEND