まさかの“エンジン車”復活へ! ポルシェが2028年に新型SUVを投入 “電動版「マカン」”と並売される理由とは
BEV専用となった「マカン」に新展開! エンジン版の新型SUVが2028年に登場へ
ドイツのスポーツカーメーカーであるポルシェは、エンジンを搭載する新型SUVの投入計画を明らかにしました。
2026年10月7日に発表された同社の新たな経営戦略「Sportwagenschmiede ’35(シュポルトヴァーゲンシュミーデ35)」の中で、2028年にガソリンエンジンとPHEV(プラグインハイブリッド)を設定する新型SUVを発表する方針を示したのです。この新型SUVは、現在販売されているBEV(電気自動車)版「マカン」と並行して展開される計画で、BEV専用モデルへと生まれ変わった「マカン」のクラスに、再びエンジン車が登場することになります。
ポルシェ「マカン」といえば、2014年に初代モデルが登場したSUVです。上級SUVの「カイエン」よりコンパクトなボディに、ポルシェならではのスポーティな走行性能を組み合わせたモデルとして人気を獲得。同社の世界的な販売を支える主力モデルのひとつとなりました。
そんな「マカン」に大きな転機が訪れたのが、2024年1月のこと。ポルシェが世界初公開した第2世代となる現行型「マカン」は、従来のエンジン車から一転、BEV専用モデルへと生まれ変わりました。
ポルシェとアウディが共同開発したBEV専用プラットフォーム“PPE(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック)”を採用。800Vの高電圧システムや高性能な電動パワートレインを備え、発売当初から「マカン4」と「マカン ターボ」を設定するなど、ポルシェらしい走行性能を追求していました。
一方、従来のエンジン版「マカン」も、欧州以外の多くの市場では引き続き販売されていました。しかしその生産は2026年夏に終了。「マカン」のラインナップは、いよいよBEVが中心となるはずでした。
ところが今回、ポルシェが明らかにしたのは、そうした流れを修正する新たな商品計画です。2028年に発表される新型SUVには、ガソリンエンジン車とPHEVを設定。2028年中に量産体制を立ち上げ、2029年には販売台数や収益に大きく貢献することを見込んでいます。

ただし、新型SUVの正式な車名が「マカン」になると決まったわけではありません。ポルシェは、現行の電動「マカン」と並行販売する別のSUVであると予告しており、従来のエンジン版「マカン」をそのまま復活させるものではないと考えられます。
エクステリアデザインやエンジンの排気量、最高出力なども現時点では未発表です。それでも、人気の高かったエンジン版「マカン」が担ってきた市場に、新たなエンジン搭載SUVが投入されることは、ポルシェファンにとって注目すべきニュースといえるでしょう。
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