やっぱ歴史って大事だよなぁ “名車”の意匠を令和に継承するカワサキの「レトロスポーツ」バイク3選
続いてもカワサキ「Z」RSシリーズの2台
●「Z650RS」
続いて、「Z650RS」です。

Z650RSは、1970年代のミドルクラスのスポーツモデルから着想を得ており、現代の技術を融合させたミドルクラスのレトロスポーツとして新車での購入が可能です。
外観デザインは、ノスタルジックな丸型LEDヘッドライトや指針式の二眼メーターを備え、フューエルタンクからシート、テールカウルへと流れるようなラインを形成しています。
エンジンは水冷4ストローク並列2気筒の649ccで、最高出力68ps、最大トルク63Nmを発揮します。
低中回転域でのトルクを重視したチューニングが施されており、街中での軽快な加速力と扱いやすさを両立した出力特性を持たせています。
また、機能面においては、カワサキトラクションコントロールシステムを備えるほか、急なシフトダウン時のショックを緩和するアシスト&スリッパークラッチを採用しています。
フレームには軽量な高張力鋼のトレリスフレームを採用しており、車両重量は188kgに抑えられ、シート高は800mmとなっています。
なお、価格は108万9000円に設定されています。
●「Z900RS CAFE」
最後に、「Z900RS CAFE」です。

Z900RS CAFEは、Z900RSをベース車両としつつ、クラシカルなカフェレーサースタイルを取り入れて開発されたモデルであり、こちらも新車で購入が可能です。
外観デザインは、フロントに専用のカウルを装備し、ブラック塗装仕上げのローポジションハンドルや専用設計の段付きシートを採用することで、スポーティなシルエットを構成しています。
エンジンはベースモデルと同様の水冷4ストローク並列4気筒948ccを搭載しており、最高出力116ps、最大トルク98Nmを発揮します。
エキゾーストノートは低く響く音質にチューニングされており、並列4気筒エンジン特有のフィーリングを強調した特性となっています。
機能面や電子制御についてもZ900RSに準じており、IMUを活用したトラクションコントロールやABS、クイックシフター、クルーズコントロールなどを標準装備しています。
フロントカウルなどの装備により、車両重量は218kgとなっており、シート高は標準モデルよりやや高い820mmに設定されています。
なお、価格は154万円です。
※ ※ ※
今回取り上げたカワサキのレトロスポーツモデルは、いずれも往年の名車が持つ普遍的なスタイリングと、最新の電子制御やシャシ技術を組み合わせた実用的な車両です。
懐かしいデザインを好む層から、最新の走行性能を求める層まで、幅広いライダーの用途に対応するパッケージングとなっています。
今後は環境規制への対応が進む中で、こうしたレトロスタイルのモデルがどのように技術をアップデートし、ブランドの歴史を継承していくのか注目されます。
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