うわ、むかし憧れていたなぁ… 61年前のホンダ「CB77 スーパーホーク」が米国オークションに登場 2025年に全面レストアされた極上個体の価値とは
41年の時を経てリフレッシュされた個体とオークションの結末
今回出品された個体は、現在の所有者が1985年に贈り物として取得し、2026年まで41年間にわたり保持してきた1965年式のモデルです。

2025年に車体を一度解体し、大規模な再仕上げ作業が実施されました。
外観はブラックで再塗装され、フェンダーおよびサイドパネルにはシルバーの塗装が施されています。
各種の金属パーツには再クロームメッキ処理が施され、タンクパネルや左右2本出しのマフラーも光沢を保持した状態に整えられました。
シートには2人乗り用のブラックビニール表皮が用いられており、前方端部に補修痕が見られるものの、当時の形状を留めています。
足まわりには、クローム処理が施された18インチのワイヤースポークホイールが装着されています。
タイヤはフロントに2.75インチ幅、リアに3.00インチ幅のエイボン製「83 ストリートランナー」が組み合わされています。
ブレーキシステムは、前後ともに制動力を高めるツインリーディングシュー式のドラムブレーキを採用しています。
また、ハンドル周りには、クローム仕上げのハンドルバーと摩擦式のステアリングダンパーが装着されています。
メーター内部のクッション材は2025年に交換され、校正作業が行われました。
合わせて分解整備も行われており、ガスケット類やオイルシール、カムチェーンテンショナースプリングの交換が実施されました。
点火系は現代的な電子点火システムに変更され、充電系システムの更新や、キャブレター底部のドレンボルトの密閉処理など、維持性を考慮した改修が加えられています。
オドメーターの表示距離は約1万4000マイル(約2万2500km)となっており、現所有者のもとで約7000マイル(約1万1250km)が走行されました。
エンジン周りおよび駆動系の状態は整えられており、4段トランスミッションを経由して後輪へ動力が伝達されます。
全体的な状態として、当時の取扱説明書、サービスマニュアル、パーツリスト、マイクロフィッシュ資料のほか、ヨシムラのレース仕様書コピーや各種予備部品が付属するコレクション性の高い内容となっています。
なお、今回のオークションでは13件の入札を集め、最終的に5900ドル(約88万円)で落札されました。
※ ※ ※
今回のオークションに登場したCB77 スーパーホークは、ホンダが世界市場で信頼を獲得していく過程を象徴する歴史的な一台です。
41年間にわたり単一の所有者によって大切に保管され、適切なリフレッシュを受けて次世代へと引き継がれた事実は、ビンテージバイクが持つ普遍的な価値を示しています。
今後もこのような歴史的資料価値の高い個体が市場に登場する際、世界中のコレクターからの注目が続くことが予想されます。
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