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アストンマーティン「ヴァルハラ」の新型オープンモデル発表! 1000馬力超え・最高速350km/hのスーパーカーは屋根を外しても超高速走行が可能

V8ツインターボ+3基のモーターでトータル1079馬力・1100NmのハイパーPHEV

 英国のアストンマーティンは2026年10月28日、ミッドシップPHEVスーパーカー「ヴァルハラ」のオープンモデルとなる新型「ヴァルハラ・スパイダー」を発表しました。

 ブランド初の量産ミッドシップ・オープンコックピット・スーパーカーであり、オープン状態でも最高速度350km/hを実現する、同社史上最速のオープンモデルです。

 デリバリーは2027年第3四半期に始まる予定です。

発表されたアストンマーティン新型「ヴァルハラ・スパイダー」
発表されたアストンマーティン新型「ヴァルハラ・スパイダー」

 ヴァルハラの歴史は2019年のジュネーブ・モーターショーにさかのぼります。

 当初は「AM-RB 003」という開発コードでコンセプトモデルが公開され、2021年にヴァルハラとして発表。その後、開発と仕様の見直しが続けられ、2024年12月に量産仕様の詳細が正式発表されました。

 アストンマーティンにとって初の量産ミッドシップスーパーカーであり、プラグインハイブリッド(PHEV)を採用した意欲作です。

 今回登場した新型ヴァルハラ・スパイダーは、クーペの美しいスタイリングと優れた走行性能を維持しながら、屋根を取り外して走る楽しさを加えたモデルです。

 標準装備のファブリックルーフは取り外して収納でき、装着した状態では最高200km/hまで走行可能。オプションのカーボンファイバー製ハードトップも用意され、こちらは350km/hの最高速度まで走行可能といいます。

 ルーフを外した状態での高速走行をおこなうため、専用のウインドディフレクターを採用。フロントウインドウ上部からの気流を整え、乗員の快適性を確保するとともに、エンジンへの冷却風も適切に導きます。

 ルーフの有無に応じてアクティブエアロダイナミクスと横滑り防止制御(ESP)の設定も最適化され、クーペと同等の走行安定性を目指しました。

 パワートレインはクーペと共通です。最高出力828馬力を発生する専用開発の4リッターV型8気筒ツインターボエンジンに、合計251馬力を生み出す3基の電気モーターを組み合わせ、システム最高出力は1079馬力、最大トルクは1100Nmに達します。

 前輪を駆動する2基のモーターは、左右の駆動力を個別に制御するトルクベクタリング機能を備え、旋回性能と安定性を高めます。さらに、前後の可動式エアロパーツなどを制御することで、ルーフ装着時には600kgを超えるダウンフォースを発生。F1の知見を取り入れた技術によって、公道での扱いやすさとサーキットでの高い運動性能の両立を目指しています。

 車体には専用設計のカーボンファイバー製モノコックを採用。シートは乗降性と快適性を考慮した新しいカーボンファイバー製ツーリングシートが標準となります。ヴァルハラ・クーペのシートも追加費用なしで選択できます。

発表されたアストンマーティン新型「ヴァルハラ・スパイダー」
発表されたアストンマーティン新型「ヴァルハラ・スパイダー」

 ヴァルハラ・スパイダーは2026年10月末、米ラスベガスで開催される「コンコース・アット・ウィン・ラスベガス」で世界初公開される予定です。デリバリー開始は2027年第3四半期を予定しています。

 なお、価格は今回の発表資料では公表されていません。クーペの英国での価格は約85万ポンドと報じられており、日本円では為替レートによって約1億7000万円前後に相当します。スパイダーの正式価格や日本での販売価格は、今後の発表が待たれます。

Gallery 1000馬力超えのオープンカー! アストンマーティン新型「ヴァルハラ・スパイダー」を見る(24枚)

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