ド迫力の“直6エンジン”は今見ても圧巻! 低走行な44年前の極上カワサキ「KZ1300」を米国オークションで発見 一体いくらで落札された?
当時らしいゴールドとレッドの細いラインが目を引く
2026年10月、アメリカのオークションサイト「Bring a Trailer」にて、1982年式のカワサキ「KZ1300」が落札されました。
KZ1300は1979年に登場し、量産市販車として世界最大級の排気量を誇る、水冷DOHC並列6気筒エンジンを搭載したモンスターマシンとして知られています。
当時のカワサキは、先行して発売されていたホンダ「CBX1000」など、他社のエンジン多気筒化を見据えていました。単なる速さだけでなく、圧倒的な超高速ツアー性能を持つ「究極の最高峰モデル」の開発を進めていた経緯があります。
結果として誕生したKZ1300は、1286ccの排気量から120馬力のハイパワーを生み出します。
メンテナンスの手間が少ないシャフトドライブによる、力強く滑らかな走りも特徴で、当時の大型バイク市場において、他を寄せ付けない圧倒的な存在感とパワーを示しました。

今回出品された個体は、アメリカのロードアイランド州で最初に登録され、その後はコネチカット州で過ごし、2022年10月に現在のオーナーによって購入されました。
外観デザインについては、エボニーの車体色をベースに、ゴールドとレッドのピンストライプが施されたカラーリングが採用されています。
また、長方形のヘッドライトやブラックのツーアップシート、リアグラブバー、デュアルミラーなどを装備。1985年の記録によると、車体右側の複数の部品が交換され、フレームや周辺部品の一部にはタッチアップペイントが施されています。
足まわりには、フロント18インチ、リア17インチの7スポークアルミ合金ホイールを採用。サスペンションはエア調整式で、リアには5段階調整式のデュアルショックが備わります。
ブレーキには、フロント2枚、リア1枚のトリプルディスクを採用し、それぞれドリル加工されたローターが組み合わされています。
計器類は、時速85マイル(約137キロ)まで刻まれたスピードメーターや、8000回転からレッドゾーンを持つタコメーター、燃料計、冷却水温計などが配置されています。
5桁のオドメーターが示す走行距離は、わずか1700マイル(約2700キロ)となっています。
そして、搭載されるエンジンは、排気量1286ccの水冷DOHC直列6気筒です。6基の32mmミクニ製キャブレターを備え、5速トランスミッションと密閉型ドライブシャフトを介して後輪へ動力を伝えます。
マフラーには6-into-2エキゾーストシステムが採用されており、直列6気筒エンジンを搭載するKZ1300らしい存在感のあるスタイルを形成しています。
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