当時を知る人なら胸アツ!? 1974年式カワサキ「Z1 900」を米国オークションで発見 半世紀を超えた名車の落札価値とは
イタリアから渡った1974年式個体の素性
今回落札されたのは、キャンディトーングリーンのボディに黄色と白のグラフィックが施された、1974年式の個体です。
車両は2025年にイタリアからアメリカへ輸入され、2026年に現在の売却者が取得するという来歴をたどっています。

書類はカリフォルニア州発行のクリーンタイトルであり、売却者名義で登録されているほか、サービスレコードも保有されていました。
足まわりには、フロント19インチ、リア18インチのワイヤースポークホイールが組み合わされ、タイヤにはブリヂストン製「バトラックスBT46」が装着されています。
ブレーキはフロントにディスクブレーキ、リアにドラムブレーキが配置され、標準的なZ1 900のレイアウトが踏襲されています。
計器盤には日本電装製のメーターが採用され、時速160マイル(約257キロメートル)までを示すスピードメーターと、12000rpmまで刻まれたタコメーターが並びます。
なお、スピードメーターは2026年9月に新品へ交換されており、オドメーターは5桁式で125マイル(約201キロメートル)を示していますが、総走行距離そのものは不明とされています。
外装面では、ブラックの2人乗りシートに加え、クロムメッキのフェンダーとリアグラブバーが装着され、乗客用には折りたたみ式のフットペグが備わります。
2026年9月には機関まわりの整備が重点的に行われ、オイル交換やバルブ調整に加え、ミクニ製キャブレターとエアボックスの新品交換、バルブカバーガスケットおよびプラグの交換が実施されました。
スターターは電動式とキックスターターの両方を備え、整備後の状態は良好に保たれています。
なお、今回のオークションには10件の入札が寄せられ、最終的に1万2000ドル(約185万円)で落札されました。
※ ※ ※
今回落札されたZ1 900は、イタリアからアメリカへと渡った独自の来歴を持ちながらも、直近の整備によって機関面の状態が整えられた個体であったといえます。
10件という入札件数は、1970年代を代表する名機であるZ1 900に対する根強い人気を改めて示す結果となりました。
クラシックな大型4気筒モデルの市場価値は今後も安定した需要を維持していくものと考えられます。
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