当時を知る人なら胸アツ!? 1974年式カワサキ「Z1 900」を米国オークションで発見 半世紀を超えた名車の落札価値とは
世界を驚かせたDOHC4気筒、Z1 900の歴史的背景
2026年9月、アメリカのオークションサイト「Bring a Trailer」にて、1974年式カワサキ「Z1 900」が落札されました。
Z1 900は1972年に登場し、量産市販車として世界で初めてDOHC(ダブルオーバーヘッドカムシャフト)方式を採用した、インライン4気筒エンジンを搭載したモデルとして知られています。

当時のカワサキは、先行して発売されていたホンダ「CB750 FOUR」の成功を目の当たりにし、さらに上位の性能を持つ大型4気筒機の開発を進めていた経緯があります。
結果として誕生したZ1 900は、903ccの排気量と優れた高回転特性を誇るエンジンによって、CB750 FOURをはじめとする当時の大型バイク市場において、圧倒的な動力性能で存在感を示しました。
車体まわりには鋼管製のダブルクレードルフレームが採用され、フロントに36mmテレスコピックフォーク、リアにプリロード調整可能なスイングアーム式ショックを組み合わせることで、大排気量エンジンに見合う走行安定性を確保しています。
ブレーキシステムはフロントにディスクブレーキ、リアにドラムブレーキという構成がとられ、当時の大型車としては十分な制動力を備えていました。
トランスミッションは5速マニュアルが組み合わされ、排気系統には4-into-4のクロムメッキマフラーが採用されるなど、随所に高級感のある仕上げが施されています。
こうした特徴から、Z1 900は「キング・オブ・モーターサイクル」とも呼ばれ、当時の競合モデルと比較しても、技術面・性能面で一歩抜きん出た存在として高く評価されました。
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