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【正真正銘】1億円超えの「カウンタック」の潜望鏡とは? ガンディーニの直筆サイン入りはプレ値がつく

ロッド・スチュワートの元愛車「LP400」より高額で落札されたお値段とは?

 今回のオークション出品にあたって添付されるドキュメントによると、2006年から2007年の間に、カリフォルニア州の「ボビレフ・モーターカー・カンパニー(Bobileff Motorcar Company)」に約6万ドルを支払って、大規模なメインテナンスやリペアがおこなわれたことが明らかになっている

 このサービスの際には、最高出力375psの4リッターV型12気筒4カムシャフトのエンジンをオーバーホールしたほか、ボディワークやペイント、あるいはインテリアについても必要に応じてリタッチを施しているとのこと。そしてこの修復を終えた直後に、このLP400ペリスコピオは30年ぶりにヨーロッパへと復帰。ドイツ在住の先代オーナーが、2007年に購入したとのことである。

 オークション出品に際しては、整備記録簿やマニュアル、新車時以来の古いイタリアの登録プレート、スペアホイールとツールキットも完備した状態で出品されることになった。

文句なしに1億円のプライスがついた「カウンタックLP400」(C)2021 Courtesy of RM Sotheby's
文句なしに1億円のプライスがついた「カウンタックLP400」(C)2021 Courtesy of RM Sotheby's

●予想落札価格を上回るハンマープライス

 カウンタックは間違いなく20世紀の代表するスーパーカーのひとつであり、とくにファーストモデルであるLP400ペリスコピオは、当時のランボルギーニのビジョンをもっとも明確に表すことから、歴史家や識者からも高く評価されている。

 それゆえに、1988年に登場したファイナルバージョン、イタリアでは「Jubilio(ユビリオ)」とも呼ばれている「アニバーサリー」に至る歴代カウンタックの中でも、LP400は現在におけるマーケット価格が群を抜いて高価なことでも知られるが、今回のオークション出品に際して、RMサザビーズ欧州本社はギカス氏との協議のもとで、75万−90万ユーロという、かなり強気ともとれるエスティメート(推定落札価格)を設定した。

 そして11月19日の競売は、超高額落札が見込まれるこの種のロットとしては珍しくリザーヴ(最低落札価格)なし、つまり売り切りでおこなわれたにもかかわらず、オークションハウス側の期待に応えてエスティメート上限を若干ながら上回る90万5000ユーロ(邦貨換算約1億1580万円)という目覚ましい価格でハンマーが落とされることになったのだ。

 これは、今回のオークションで同時出品された1981年型「LP400S」の43万2500ユーロという落札価格の2倍以上に相当するものであり、現代の国際マーケットにおけるLP400ペリスコリピオの圧倒的支持がうかがわれよう。

* * *

 ちなみに、同じRMサザビーズ欧州本社が、同じ2021の2月に開催した「PARIS」オークションでは「ロッド・スチュワートの元愛車」という付加価値のついたLP400が77万5625ユーロ、当時の日本円換算では約9920万円で落札されたことを思えば、やはり「カウンタック50周年」の始まる前と後では、マーケットの熱度もそれなりに異なるかに思われたのである。

Next【動画】「カウンタックLP400」のエキゾーストノートを聴け!

【動画】「カウンタックLP400」のエキゾーストノートを聴け!

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