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ポルシェ「911GT3」の良さを活かしたチューニング! センス光るフリードリッヒのマフラーとエアロパーツとは

エンジンに手を加えずにパワーアップ!

 ドイツ・バイエルン州リヒテンフェルスに本社を置くフリードリッヒ・モータースポーツ社は、その社名からも想像できるように、これまでモータースポーツ用のエグゾーストシステムや、カーボンコンポーネントなどの製作をおこなってきたメーカーだ。

 創立は1992年、それからちょうど30年を迎えた2022年、開発と製作の拠点は2か所にまで拡大し、トータルで44名の従業員が働く企業にまで成長を遂げている。

フロントのフードやスポイラーはすべてカーボン製。高光沢コーティングかマットコーティングのいずれかを選択できる
フロントのフードやスポイラーはすべてカーボン製。高光沢コーティングかマットコーティングのいずれかを選択できる

 そのフリードリッヒ・モータースポーツが、「フリードリッヒ・パフォーマンス」のブランドを掲げ、ポルシェ・チューニングの世界に進出してきた。

●軽く、出力アップするマフラーとは

 世界的に大きな知名度を持つほかのチューナーが、開発能力と製品の品質に信頼を置くフリードリッヒだけに、チューニングモデルを開発させてきた事実というのは他社にとっては大きな衝撃だろう。

 今回フリードリッヒが新作のベースとして選択したのは、ポルシェ992型「911GT3」。これに独自のボディキットとエグゾーストシステムを採用することで、ノーマルのGT3からより魅力的な走りを実現しようというのが、彼らの開発コンセプトだ。

 改めて考えてみれば、もはや911シリーズで自然吸気の水平対向6気筒エンジンを搭載するのは、この4リッター仕様のGT3のみ。それもまたポルシェ・ファンからの人気の秘密となっていることを、フリードリッヒは熟知しているのだ。

 パワーユニット自体に手を加えることなく、パワースペックをどこまで高めることができるのか。彼らはGT3用に複数のエグゾーストシステムを開発。もっとも軽量で高性能なものは、バタフライバルブを備えたステンレス製のもので、これにはカーボンや999ゴールドのメッキによるエンジンベイ内のコンポーネントへの熱放射を低減するキットを組み合わせることもできる。

 ノーマルのエグゾーストシステムと比較して9kgも軽く、かつ水平対向6気筒エンジンの最高出力を31psも向上させるというフリードリッヒのエグゾーストシステム。

 結果的に541psの最高出力と482Nmの最大トルクを得たGT3は、0−100km/h加速3.3秒、最高速では320km/h以上を記録することが可能になった。

 そしてこの最高速に至るまでのスタビリティを確保するのが、フリードリッヒがもうひとつ、長年モータースポーツの場を中心に開発と研究を続けてきた軽量なカーボン素材によるエクステリアのボディワーク・コンポーネントなのだ。

Next「911GT3」を個性的に仕上げるエアロパーツとは
Gallery 【画像】ポルシェ「911GT3」をセンスよくまとめるチューニングパーツとは(23枚)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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