「ランボルギーニの次にクラシックカーの価格が高騰するのはマセラティ!?」いま「クラシケ」を立ち上げなければならない深い理由
マセラティのブランド再構築の鍵を握る「クラシケ」とは
ちなみにマセラティ・クラシケは専門の技術者による委員会が保証し、20年という時間を待たなくとも、「MC12」や「クワトロポルテ」のリミテッド・エディションなど、特別なモデルにもメンテナンスサービスがおこなわれるのが特徴だ。さらには車両の保管、レストア・サービス、パーツ管理等々、今後マセラティのカスタマーが必要とするだろうサービスが順次スタートしていく。

●どうして自社のクラシックカー部門を立ち上げるのか
フェラーリの例からも分かるように、レストアと同時にこのプログラムで将来的にもっとも重要視されるのは、クラシケによる認定だ。それはマセラティ自身がシャシナンバーやエンジン、ミッションのナンバーを照合することに始まり、さまざまな構成部品がオリジナルのままであるのか、あるいはレストアやメンテナンスが必要な部分をきちんとクラシケで修理したのかによって、マセラティがお墨付きを与える重要なビジネスである。
この認定があることによって、オークションや個人間での売買には確実な信頼感が生まれるのだ。フェラーリのクルマがクラシケの認定の有無で、オークションの落札価格に影響があるのと同じである。そしてゆくゆくは、自社のクラシックカーのデータを管理することで、オークションマーケットでの価値を高め、ブランド自体の価値も引き上げるというわけである。
スーパーカーブーム時代のフェラーリやランボルギーニのクルマに比べると、マセラティの「メラク」や「ボーラ」は驚くほど安価であるが、今後、マセラティのクラシケが認知されるようになると、「ミウラ」などのように市場価値が高まっていくかもしれない。
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フェラーリやランボルギーニなどよりもはるかに歴史の長いマセラティだけに、ヒストリックモデルも当然ながら多い。それらが再評価される日が果たして訪れるのか、VAGUEでは今後もオークションマーケットを引き続きリサーチしていく予定だ。
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