「完璧なるブガッティにリコール!」速すぎるゆえの「シロン ピュアスポーツ」のリコール理由に納得です
強烈なダウンフォース+1500psの破壊力は凄まじかった
2019年9月には市販車最速記録となる490.48km/hを記録したブガッティ「シロン」(使用したのはプロトタイプマシン)。一般的な旅客機の離陸スピードが250−300km/hといわれているので、その“バケモノ”ぶりは容易に想像つくだろう。

●コーナーリングのダウンフォースを重視
極限のスピードを追求したシロンだが、サーキットやワインディングロードにおける戦闘力=ハンドリング性能を重視した「ピュアスポーツ」というモデルも存在する。そもそもシロンは500台限定で、そのうちの60台がピュアスポーツとして投入されている。
ピュアスポーツの特徴は、固定式の大型リアスポイラーを装備していること。また、フロントバンパーの形状もシロンの標準モデルからは変更され、「最大限」のダウンフォース(詳細は非公表)が得られるようになっている。
8リッターW16気筒クワッド(4基)ターボエンジンの最高出力は1500ps、最大トルクは1600Nmと、エンジンスペックは標準モデルと変わらないが、レッドゾーンは6700rpmから6900rpmに引き上げられている。
全体のギア比を15%ローレシオ化した7速デュアルクラッチ式ATによって中間加速が強化され、標準モデルよりも強烈な加速をもたらす。公式資料によると、例えば6速ギア選択時の60−120km/h加速はシロンよりも41%速い4.4秒と記されている。
一方、最高速度はリミッターによって350km/hに制限されている。標準モデルのようにリミッターを解除するための「リミッターキー」の用意はないが、これはピュアスポーツの大幅に増加したダウンフォースからタイヤを保護するため、とうたわれている。
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