2億円オーバーの最後のV12スーパーカー現る!「T.50」に続くゴードン・マレー第2弾「T.33」は使いやすい2シーター
シンプルで美しい「T.33」のデザインの理由は
T.50ではリアに直径400mmのグラウンド・エフェクトファンを装着している姿が特徴であった。しかし、今回のT.33ではこのファンは採用されていない。そのかわりエアロダイナミクスで新たな試みにチャレンジしている。

Passive Boundary Layer Control(PBLC)呼ぶシステムで、GMAはT.33のエアロダイナミクスを向上させている。このPBLCシステムのおかげで、従来のスーパーカーよりも30%高いレベルの空力効率を実現しており、さらにはウイングや、スカート、ベントといったものをボディに採用することなく、シンプルで美しい流麗な外観を実現することができた。唯一の例外としては、普段はボディと一体となっているアクティブリアスポイラーだけである。
●時代に左右されないデザイン
ゴードン・マレーの手掛けるスーパーカーは、コンサバティブなデザインのようでいて、実はバランスの取れたいつまでも色褪せないデザインだ。それは今回のT.33でも受け継がれている。
T.33のすべてのパーツは、いわばオーダーメイドのデザインであり、エンジニアリング・アートといってもいい。そしてGMAがいうように、シンプルであることの美しさを追求したものである。
ゴードン・マレーは、T.33について次のようにコメントしていることからも、T.33の目指した方向性が伺える。
「Gordon Murray Automotiveは、自動車のイノベーションの限界を押し広げるブランドです。私たちは、他のどの自動車メーカーとも違うことを、すでに世界的に知ってもらうことができました。
私たちは、トレンドを追い求めるのでも、性能の数字を追い求めるのでもありません。まして収益を追い求めるのでもありません。これからも、そうあり続けるでしょう」
* * *
T.33の2億円オーバーという車両価格はたしかに高額だ。しかし、マクラーレン「F1」の現在のオークションマーケットの相場から考えると、T.33がプレミアムが付くことはあっても、新車価格から下がることはまず考えられないと思われる。手に入れることができる人は本当に幸運である。
美しいスーパーカー「T.33」を【動画】で見る
●ゴードン・マレー「T.33」
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