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トヨタだけじゃない! EV化時代に実はこっそり水素燃料電池発電機を開発しているメーカーとは

ホンダはクルマは諦めても発電機は諦めていなかった!?

 なおトヨタでは、2019年9月から本社工場内で定格出力100kWの水素燃料電池発電機を実証運転中だ。2020年からは総合化学メーカーである株式会社トクヤマが、苛性ソーダを製造する時に副次的に発生する副生水素を、燃料電池発電機の燃料として活用する実証実験もおこなっている。

2016年に販売されたホンダ「クラリティ フューエル セル」。ホンダが2000年代から開発を続けていた燃料電池技術の集大成であるが、日本では2021年9月に販売が終了した(C)Honda USA
2016年に販売されたホンダ「クラリティ フューエル セル」。ホンダが2000年代から開発を続けていた燃料電池技術の集大成であるが、日本では2021年9月に販売が終了した(C)Honda USA

●水素燃料電池発電機でエネルギー革命が起きる!?

 ほかの自動車メーカーはというと、水素燃料電池車の開発を諦めたと噂されるホンダが、2023年はじめから水素燃料電池発電機の実証実験を開始する。しかも、生産を中止したホンダ「クラリティ」(水素燃料電池車)の部品を流用して発電機に仕上げるという。カリフォルニア州トーランスに構える北米本社ならびにデータセンターの非常用電源として、水素燃料電池発電機が用いられる予定になっている。

 水素燃料電池については、自動車メーカーごとにトップによる“ポジショントーク”が散見される昨今。「水素なんて馬鹿げている」とまで公言する自動車メーカーのトップもいるくらいだが、水素燃料電池発電機は自動車に限らず活用できる場面は幅広いのではないか、と思わせてくれる話だ。

 水素ステーションのインフラ整備にとどまらず、水素の生成方法についても技術革新が起れば原油や天然ガスなどのエネルギー呪縛から解放される……。そんな日がいつか来るのかもしれない。

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