「ロケットカウルがキマってる」走りはもちろんスタイルもカッコいい大人のスポーツバイク3選
カフェレーサーの復権でロケットカウルが人気に
東京モーターサイクルショー2022で世界初公開され、ベテランライダーに向けて走りの楽しさを提案するモデルとして注目を集めたのが、ホンダの「ホーク11」だ。

ティザー映像の段階から、見る者に強いインパクトを与えたこのモデル。その象徴ともいえるのが、フロントに備わるロケットカウルだった。
ロケットカウルとは、ヘッドライトに始まり、ガソリンタンクの下端辺りまで伸びる丸くラウンドしたカウルのこと。カフェレーサーモデルとマッチングがよく、公道をより速く走るために装着される。
今回はそんな個性的なカウルを備えた、走っても眺めても楽しめる大人のスポーツバイク3台をセレクトした。いずれも前傾気味のライディングポジションでライダーのマインドを刺激してくれる熱いモデルばかりだ。

●ベテランライダー向けに開発されたホンダ「ホーク11」
見る者に強烈なインパクトを与えたホンダの「ホーク11」。搭載されるエンジンは水冷直列2気筒で、同社の「レブル1100」や「CRF1100Lアフリカツイン」などに搭載されるものと同じ。1082ccの排気量から最高出力102ps、最大トルク104Nmを発生する。
トランスミッションは6速のMTで、スロットルバイワイヤシステムやトラクションコントロールなど電子制御技術も充実。操る楽しさを提供している。
足回りには、ショーワ製のSFF-BP倒立式フロントフォークを装備し、軽快なハンドリングをサポートする25度のキャスター角を設定。セパレートハンドルによる前傾姿勢のライディングポジションとすることで、ワインディング走行を楽しめるモデルに仕上げている。
注目のロケットカウルは、存在感ある一体成型のFRP製。上質でモダンなたたずまいのなかに、軽快な走りを予感させる低く構えたスタイリングに仕上げた。

●運動性能に定評がある3気筒を搭載したトライアンフ
ロケットカウルを装備したスポーツマシンとして、発表と同時に多くのライダーから注目を集めたのがトライアンフの「スピードトリプル1200 RR」だ。
ベースとなった「スピードトリプル」シリーズは、180psを発生する3気筒エンジンを搭載し、運動性能には定評がある。ベースモデルはアップタイプのハンドルを装備したストリートファイター系だが、「スピードトリプル1200 RR」は精悍なシルエットのロケットカウルと、クリップオンハンドルによる前傾のライディングポジションと、まったく異なるイメージに生まれ変わっている。
かつてのカフェレーサーを思わせるスタイルだが、中身は最新。電子制御技術が満載されており、オーリンズ製の電子制御セミアクティブサスペンションや、バンク角に応じて効きを最適化してくれるコーナリングABS、切替式のコーナリングトラクションコントロール、進化したウイリーコントロールなどが採用される。スマートなシルエットだけでなく、洗練された走行性能も魅力のマシンだ。

●イタリアでハンドメイドされるビモータ
イタリア中部の街・リミニを拠点に、ハンドメイドのフレームに他社製のエンジンを搭載し、高品質で素晴らしい運動性能を誇るバイクを生み出しているビモータ。
その最新モデル「KB4」は、カワサキの「Ninja 1000SX」に搭載される水冷4気筒エンジンを搭載し、国内での販売もカワサキモータースジャパンが手がける。
そんな「KB4」に装備されるのは、カフェレーサースタイルのフルカウル。フレームは鋼管パイプを組み合わせた手の混んだ構造で、現代のスーパースポーツバイクとは明確に異なる設計思想であることが伝わってくる。
「乗りやすく、トルクがあり、軽量なバイク」というのがコンセプトで、600ccクラスに匹敵する短いホイールベースにより俊敏なハンドリングを味わえる。ブレンボ製ブレーキコンポーネンツなど高品質なパーツも採用しており、ライディング中はもちろんのこと、ガレージで眺めている際にも気持ちを高ぶらせてくれる1台だ。
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