トヨタが考える未来の犬の散歩ロボットとは? 自動でフンの処理もしてくれる万能マシンの特許を米国で申請
人だけでなく犬も操縦できる!?
トヨタがアメリカで特許申請した「GUIDANCE VEHICLE」なる自動運転車両に、目も心も奪われた。なんとこの車両、犬の散歩をしてくれるというではないか。雨の日や飼い主が体調不良の際も、愛犬を散歩に連れ出せる優れものだ。
車両先端にはリードを取り付けるアタッチメントが配され、アクチュエーターによってリードの長さを制御できる。また、距離センサーを備えているので愛犬に車両がぶつかることはない。また、リードを引っ張る力が強すぎる場合に車両は停止し、引っ張る力が弱いと前進する、という。

もし愛犬が歩きたくなくなった場合、車両の“台車部分”に乗ると犬の足裏を感知して操作することもできるというではないか。犬がこの車両を自由自在に操作できたら、それはそれで面白い光景だ。また、この台車部分、人間が立ち乗りできるようにもなっている。何らかの事情で歩けない、歩きたくない場面で便利だ。
そして、愛犬の散歩に付きものなのが“トイレ”だろう。この車両は犬の排泄行動を察知し、車両を制御する。そればかりか、後片付けまでしてくれるというではないか。糞を持ち帰るだけでなく、排泄の写真も撮影して飼い主に知らせるそうだ。
この特許申請で唯一、気になる点は「事前に設定されたルートに沿って」との記述されているところ。犬が先頭に居るかぎり……、犬が希望するルートになりはしまいか?
●トヨタの考える壮大なる未来の乗り物とは
なお、同様の特許申請が日本でもなされているかと思い確認してみたが、今のところ“犬を散歩”させるようなものは見当たらなかった。
そこでGUIDANCE VEHICLEの特許出願者(トヨタのエンジニア)の名前で検索してみたら、日本では似た“車体”を用いて以下の特許出願がされていた。
・乗車空間内での会話を車外の人に聞かれにくくすることが可能な自律走行制御を有する「開放型車両」
・利用者が乗車中に特別な手間をかけずに自身の生体情報を取得できるようにした「立ち乗り式車両」
・緊急時に利用者の安全を確保しながら上限速度の緩和又は解除をおこなえるようにした「立ち乗り式車両」
・自動走行カートにおいて大人が乗り降りする際の乗降性を犠牲にすることなく乳幼児のみが搭乗する場合の安全を物理的に確保する「自動走行カートの安全管理装置」
どのような特許にもあてはまることだが、特許申請されたものが必ずしもそのままの姿で商品化されるわけではない。トヨタが日本やアメリカで出した一連の特許申請のイラストを眺めてみて、なんとなくイメージできるのはトヨタの自動運転バス「eパレット」の派生もしくは、小型化された何か、と思いを巡らせている。
ちなみにトヨタによって特許申請されたものを検索していたら、電気を動力源として飛行し、走行抵抗や飛行抵抗を増大させることなく、風力発電をおこなう「飛行車両」、凧型飛行体の強度を確保しつつ、飛行安定性を向上する「凧型飛行体」なるものも見かけた。
なんともワクワクさせてくれるではないか。未来の乗り物には夢がある。
VAGUEからのオススメ
海と向き合い、自らを再起動する――プロセーラーが語る、シチズン「プロマスター」で“限界を超える”意味とは【PR】