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“ランクルのレクサス版”から脱却「ルックスも走りも個性を強めた」レクサスSUVの旗艦「LX」の実力とは?

エグゼクティブ仕様はSUVの姿をしたリムジン

 一方、新型LXのインテリアは、ダッシュボードのデザインからしてランクルとは異なる。ランクルのそれが無骨さを強調したデザインなのに対し、LXは優雅さを漂わせる意匠で、レザーの仕立ての上質さなどもラグジュアリーセダンにひけをととらない。

エグゼクティブのコックピット。新型LXのインテリアは、ダッシュボードのデザインからしてランクルとは異なる。LXの方は優雅さを漂わせる意匠だ
エグゼクティブのコックピット。新型LXのインテリアは、ダッシュボードのデザインからしてランクルとは異なる。LXの方は優雅さを漂わせる意匠だ

 なかでも注目は、「エグゼクティブ」グレードに採用されている、左右2座が独立したリアシートだろう。エグゼクティブは2列シートの4人乗りで、リアシートの背もたれが左右席ともにそれぞれ最大48度リクライニングし、座面の角度調整機能やオットマンも搭載。しかも、すべて電動で調整できる。

また、助手席を前方へスライドさせることができ、その後方には最長1mのレッグスペースが出現。加えて、ヒーターやベンチレーション、疲れをいやすマッサージ機能まで組み込まれる。

 この特別なリアシートを見てもわかるように、エグゼクティブはドライバーに運転をまかせ、オーナーはリアシートに座って快適に移動するためのショーファードリブン的な位置づけ。SUVの姿をしたリムジンといっても過言ではない。

 ちなみに新型LXは、フロントガラス、フロントドアガラス、リアドアガラスの厚さを5.76mmに設定。これはフラッグシップサルーンの「LS」を凌駕するもので、レクサス車のなかで最厚を誇る。このように新型LXは、静粛性も徹底追求しているのだ。

Next少しペースを上げて走ってもストレスフリー
Gallery 【画像】レクサスの旗艦SUVらしい個性を身につけた新型「LX」を写真で見る(26枚)

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