ゲームの世界から飛び出した! グランツーリスモSPORTに登場したマクラーレン「ソーラスGT」が実車になって世界初公開!
世界限定25台のサーキット専用モデル
英国マクラーレン・オートモーティブは2022年8月20日、米国カリフォルニア州で開催中されたモントレー・カーウィークにおいて、バーチャルレースのコンセプトカーを現実のものとした「McLaren Solus GT(マクラーレン・ソーラスGT)」を発表しました。

ソーラスGTは、ゲームソフト「グランツーリスモSPORT」でデビューした、 マクラーレンの未来的コンセプトカーです。このバーチャルレースのコンセプトカーを、サーキット専用モデルとして世界で初めてリアルの世界に誕生させました、
シングルシートのクローズド・コクピットを採用したサーキット専用モデルで、 わすか25人のオーナーのために特注で製造され、 すべてがすでに売約済みだといいます。
ソーラスGTの車両重量はわずか1000kg未満。1200kg超のダウンフォースを発生するエアロダイナミクス性能を誇ります。エクステリアはグランツーリスモSPORTで登場するバーチャルカーを忠実に再現していますが、その土台には、実績あるエアロダイナミクス理論と「すべてのものに理由がある」というマクラーレンのデザイン理念があります。 さらに磨き上げるため、 CFD(数値流体力学)と風洞を駆使したエアロダイナミクス研究がおこなわれました。
特に目を引くのは、 中央のシングルシートを覆うスライド式キャノピーです。
タイヤは空力的な形状のポッドで覆われ、 サスペンションアームの先に位置します。 巨大なフロント・プリッターで取り込んだ空気は、 グラウンド・エフェクトトンネルを通過して、 フルワイドのディフューザーから排出されます。
モータースポーツをインスピレーションに、 インテークはコクピット上に配置し、 ロールフープのカバーと一体化しました。 冷たい空気をエンジンに供給すると共に、 魅力的な吸気音を発します。 サイドポッドにラジエーターを内蔵したのも、 レーシングカーがインスピレーションとなっています。
搭載する5.2リッターV型10気筒エンジンは840馬力・650Nmを発生。最高回転数は1万rpmを超えるといいます。
エンジンのレスポンスを強化するため、 サーキット走行以外には不向きな各気筒独立のバレル式スロットルを採用。 また、 完全なギア駆動のため、 カムシャフトや補機類を駆動するチェーンもベルトも存在しません。
組み合わされるのは7速シーケンシャルギアボックス。これらにより、0−100km/h加速の目標タイムは2.5秒、最高時速320/h超を目指すといいます。
納車は2023年から開始される予定です。
マクラーレン・オートモーティブCEOミハエル・ライタース氏は、「ソーラスGTは、 バーチャルレースの世界のために作られたマクラーレンのラディカルなコンセプトカーを現実化したマシンです。 一般道の制約やレースのレギュレーションから完全に解き放たれ、 マクラーレンのあらゆる専門性をフルに駆使して、 現実のものとなりました。 まさにマクラーレンの開拓者精神を象徴しています」とコメントしています。
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