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レクサス新型「RX」に366馬力の高性能モデル「F SPORTパフォーマンス」米国で登場!

システムトータル出力は366馬力・550Nm

 レクサスの米国部門は2022年9月9日、新型「RX」2023年モデルを米国にて発表しました。

レクサス新型「RX500h F SPORTパフォーマンスAWD」2023年モデル
レクサス新型「RX500h F SPORTパフォーマンスAWD」2023年モデル

 RXはミドルサイズSUVで、初代は1998年に登場、その年末までに北米でおよそ4万2000台が販売されるという大ヒットモデルになりました。日本では「ハリアー」名で販売されたモデルです。

 現行型は2022年6月に世界初公開された5代目となります。

 今回米国で登場した新型RXは、「スタンダード」「プレミアム」「RX-first Premium+」「ラグジュアリー」「F SPORT ハンドリング」「RX-first」「F SPORT Performance(F SPORTパフォーマンス)」の6つのグレードで提供されます。
 
 その中で注目なのが、F SPORTパフォーマンスです。

 このモデルは従来の「F SPORT」パッケージの内容に加えて、パワートレインも強化した高性能モデルです。

 新開発のハイブリッドシステムでは、フロントに271馬力を発生する2.4リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンとモーター、6速ATをレイアウトしています。リアには、インバーターと高出力モーターで構成された最高出力80kW(約108馬力)の「eAxle」を搭載すAWDです。

 その結果、システムトータルで366馬力・406lb-ft(約550Nm)という出力・トルクを発揮します。

 搭載されたDIRECT4 AWDシステムは、フロントとリアのアクスル間の駆動力をミリ秒単位でシームレスに直接調整し、ハンドリング、制御性、フィーリングを向上させます。ボディの動きも抑えられ、快適な乗り心地を実現しています。

 F SPORTパフォーマンスグレードは、ダイナミック リア ステアリング (DRS)システムを採用します。これは4輪操舵システムで、高速走行時には後輪も前輪と同じ方向に操舵し、クリアで安定した旋回レスポンスを実現。低速走行時には、後輪は前輪とは反対の方向に操舵し、シームレスな低速操縦性を実現します。

 DRSシステムは、速度に応じて前輪と同相または逆相の最大4度のステアリング角度を可能にします。

 エクステリアでは、新型RX2023年モデルはスピンドルボディで新たなレクサスデザインを表現。F SPORTパフォーマンスグレードは専用の前後バンパー、ピアノブラックのグリルとアクセントを備えています。さらに専用の 21インチホイールには、特注のコンパウンドとトレッドパターンのミシュラン「パイロット・スポーツ」タイヤを備えています。

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 新型RX 2023モデルは、トヨタモーター マニュファクチャリング カナダとトヨタモーター九州で製造され、2022年後半に発売される予定です。車両価格は、発売日近くに発表されます。

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