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日本ではいつ登場!? 全長4.1mのコンパクトSUV ジープ新型「アベンジャー」欧州登場! 気になる価格は?

導入記念モデルは3万9500ユーロ(約570万円)から

 ステランティスのブランド「Jeep(ジープ)」は2022年12月、欧州市場にて新型「Avenger(アベンジャー)」の注文を開始しました。

ジープ新型「アベンジャー」1stエディション
ジープ新型「アベンジャー」1stエディション

 新型アベンジャーは2022年10月、パリモーターショーにおいて世界初公開された電動コンパクトSUVです。

 ジープブランド初となるバッテリー式電気自動車(BEV)で、全長は4076mmと「レネゲード」よりも160mm短いサイズになります。

 搭載されるモーターは156馬力・260Nmを発生、前輪を駆動します。また搭載されるリチウムイオンバッテリーは54kWhで、WLTPモードで400kmの航続距離を誇ります。

 急速充電にも対応。3分間の充電で、欧州のユーザーの1日平均走行距離である30km走行できる電力を確保します。また24分で、20%から80%までの充電が可能です。

 新型アベンジャーは「Selec-Terrain(セレクテレイン)」とヒルディセントコントロールを標準装備。アプローチアングルとデパーチャーアングル、そして最低地上高200mmの確保など、ジープモデルらしくオフロード走行にも対応するといいます。

 セレクテレインにはエコ/スポーツ/スノー/マッド/サンドなどのモードがあり、あらゆる路面に対応します。

 エクステリアデザインは7スロットグリルなど、ジープブランドの象徴を現代的に解釈した「デザインアプローチ」に従っています。

 インテリアは、ジープ「ラングラー」にインスパイアされたデザインとなっています。センターには10.25インチのタッチスクリーンを備え、夜間の運転中の目の負担を軽減するマルチカラーアンビエントライト、ワイドサンルーフなど、このクラスの車両としてはユニークなディテールが備わっています。
 
 今回欧州市場で注文が開始されたのは、導入記念モデルとなる「アベンジャー1stエディション」です。車両価格は3万9500ユーロ(日本円で約570万円)、リースもあり、その場合の月額料金は249ユーロ(約3万6000円)となっています。

 新型アベンジャーの注文は、イタリア、フランス、ドイツ、スペイン、ベルギー、ルクセンブルグ、オランダ、オーストリア、ポルトガル、ポーランドで行われています。このうちイタリア、フランス、ドイツ、スペイン、ベルギーでは、オンライン販売でも利用可能です。

※ ※ ※

 新型アベンジャー1stエディションは、2023年初頭には欧州のショールームにお目見えする予定です。

 日本での導入時期は未定ですが、早ければ2023年中には発表される可能性があります。

Gallery 【画像】ジープの新型コンパクトSUV「アベンジャー」の内外装を画像で見る(20枚)
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