「CX-60」向けに開発したボディ色を先取り!? 「マツダ6」20周年記念車が“大人の赤”を採用した理由とは
熟練した職人によって創り上げられた新しい赤
マツダは、フラッグシップモデルの「マツダ6」が前身の「アテンザ」誕生から20周年の節目を迎えたことへの感謝を込め、セダンとワゴンのクリーンディーゼル搭載車に特別仕様車「マツダ6 XD 20thアニバーサリーエディション」を設定しました。

今回のアニバーサリーモデルで注目したいのは、なんといっても今回初めて商品化された特別なボディカラー“アーティザンレッドプレミアムメタリック”でしょう。
アーティザンとは匠や職人を現す言葉で、アーティザンレッドは熟練した職人によって創り上げられた赤を表現。熟成したワインを想起させる透明感と成熟した濃厚な深みの両立を目指した、高級感あふれる色合いが特徴です。
光の当たるハイライト部は、きめ細かく透明感のある赤が鮮やかに光る一方、基調となるシェード部は、しっかりとした深みと濃厚さを演出するハイコントラストなカラーであり、マツダ6の造形の強さと美しさを際立たせています。
そんなアーティザンレッドは、マツダ独自の塗装技術“匠塗(TAKUMINURI)”を採用した特別塗装色の第4弾。匠塗の第1弾である“ソウルレッドプレミアムメタリック”の誕生から10年の節目を迎えるにあたり、匠塗の進化の集大成として、マツダを象徴するカラーのひとつである赤の世界観の広げるという目的から開発されたといいます。
そんな特別な新色をマツダ6のアニバーサリーモデルに採用した理由について、マツダのデザイン本部長である中山雅さんは次のように話します。
「すでに北米や豪州のマツダが、2023年1月に発表予定の『CX-90』にアーティザンレッドを採用すると公表していますが、この色は本来、『CX-60』を皮切りとするラージ商品群にふさわしい上質感を訴求するボディカラーとして開発してきたものです。
マツダ6はラージ商品群のモデルではないため、新色の採用は確かにイレギュラーなことではあります。しかしマツダ6が、このほど20周年という節目を迎えたこと。そして、マツダ6は我々のフラッグシップモデルであることなどを考慮し、XD 20thアニバーサリーエディションにアーティザンレッドを採用することにしました。
実は過去にも、マツダではこうした“ボディカラーの例外”がありました。たとえば、2012年のアテンザから採用が始まったソウルレッドプレミアムメタリックは、本来、新世代の“魂動デザイン”をまとうモデルにしか使わない色として開発されたものです。しかし、2014年5月に発売したNC型『ロードスター』の『25周年記念車』は、ソウルレッドプレミアムメタリックを採用しています。その理由は、今回のアニバーサリーモデルと同様、マツダにとって特別なモデルだからです」
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