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発売は2023年秋“カワサキの4気筒スポーツ”「Ninja ZX-4R」の走りはかつてのレーサーレプリカを超える

4気筒エンジン搭載のスーパースポーツバイクが復活

 400ccのスーパースポーツカテゴリーに、待望の4気筒モデルが復活します。

 カワサキは4気筒エンジンを搭載する「Ninja ZX-4R」シリーズを2023年2月以降に順次、導入国で発売とアナウンス。日本仕様は2023年秋の導入目指して準備を進めているといいます。

走りのパフォーマンスを重視したカワサキ「Ninja ZX-4RR」
走りのパフォーマンスを重視したカワサキ「Ninja ZX-4RR」

 1980〜1990年代に隆盛を極めた”レーサーレプリカ”ブームの頃、400ccクラスの主流は4気筒モデルでした。しかし近年、このクラスは2気筒モデルがメインとなり、4気筒モデルはホンダ「CB400 SUPER FOUR」のみとなっていました。

 しかしホンダも、2022年10月をもって「CB400 SUPER FOUR」の生産を終了。このため「Ninja ZX-4R」シリーズは、国内では途絶えていた4気筒モデルの系譜を復活させる重要な役目を担います。

「Ninja ZX-4R」とそのバリエーションモデルである「Ninja ZX-4R SE」、「Ninja ZX-4RR」に搭載されるエンジンは、新開発の並列4気筒。最高出力は77psで、ラムエア加圧時には80psを発生するとされています。

 ラムエアのインテークはアッパーカウル中央部に設けられ、同社の「Ninja ZX」シリーズらしいルックスを実現。1万5000rpmオーバーまで回る超高回転型で、4気筒エンジンならではの爽快なエキゾーストサウンドを奏でます。

●車体や足回りもスポーツ性能を追求

 組み合わせられる車体は、カワサキがスーパーバイク世界選手権を制したマシン「Ninja ZX-10RR」の設計思想を受け継ぐものとなっています。

 高張力鋼製のトレリスフレームと湾曲形状のロングタイプスイングアームを採用。サスペンションには、ショーワ製の先進的なフロントフォーク“SFF-BP”を装備し、リアにはスーパースポーツモデル「Ninja ZX-10R」と同様にプログレッシブな特性を発揮する“ホリゾンタルバックリンクリヤサスペンション”を採用しています。

「カワサキは2021年に250ccの4気筒モデル『Ninja ZX-25R』を発売していますが、それはエンジンだけでなく車体や足回りも非常に完成度の高いものでした」

 そう話すのは、2輪車を中心に乗り物関連の記事を執筆しているライターの増谷茂樹さん。

「『Ninja ZX-25R』はスーパースポーツらしいハンドリングを250ccクラスで味わえるマシンでしたが、『Ninja ZX-4R』の登場で400ccクラスでもその魅力を味わうことができそうです」(増谷さん)

 ちなみに、上位モデルの「Ninja ZX-4R SE」と「Ninja ZX-4RR」は、フロントがプリロード調整機構つきとなり、走行性能を重視した「Ninja ZX-4RR」は、リアショックに「Ninja ZX-10R」と同タイプのショーワ製“BFRC-lite”を採用。「Ninja ZX-4R SE」はUSB電源ソケットやフレームスライダーなど、ツーリング志向の強いアイテムが装備されています。

 近年のバイクブームでは、251cc以上となる小型二輪の売り上げが伸びています。400ccクラスに往年のレーサーレプリカを上回るスポーツ性能を備えたモデルが導入されれば、さらに市場が活性化しそうです。

●製品仕様
・サイズ:1990×765×1110mm
・車両重量:188kg
・エンジン:水冷4ストローク4気筒DOHC4バルブ
・最高出力:77ps(ラムエア加圧時80ps)

Gallery 【画像】400ccクラスに待望の4気筒モデル復活へ! カワサキ「Ninja ZX-4R」シリーズを見る(25枚)
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