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タイヤを換えると本当に走りが変わる!? トーヨータイヤの新プレミアム「プロクセス・スポーツ2」はどう進化?

直進時の安心感が増した「プロクセス・コンフォートII s」

 もうひとつのプロクセスは、快適性を重視したプレミアムコンフォートタイヤ「プロクセス・コンフォートII s」です。

トーヨータイヤ「プロクセス・コンフォートII s」を装着したトヨタ「カムリ」
トーヨータイヤ「プロクセス・コンフォートII s」を装着したトヨタ「カムリ」

 ウエットハンドリングも高速周回路も、トヨタ「カムリ」で試乗しました。タイヤサイズは215/55R17 98WXLでした。

 この新商品は、従来の「プロクセスC1S」と呼ばれるモデルからの進化です。全サイズがラベリング制度の低燃費タイヤとして「AA−b」または「A−b」を取得し、また低車外音タイヤとして基準を満たしています。

 カムリでウエットハンドリング路を走ると、従来モデルのプロクセスC1Sではややグリップ不足を感じました。

 通常の走行ではまったく問題ないのですが、徐々に攻めて走るようになるとハンドルを切り込んでもアンダーステアが出るようになり、コーナー出口では膨らみ気味になるのがわかります。
 
 それが新製品プロクセス・コンフォートII sでは、コーナリング中のハンドルの切り足しに追従するようになり、イン側の白線に沿って走ることも容易になり、コーナー出口での膨らみもなくなり走りやすくなりました。

 またブレーキングも良くなったことで安心感が増しました。

 ウエット路面でのハードなブレーキングでも安定性を保ち、制動感もあり、制動距離も短くなった気がしました。急ブレーキでABSが作動したケースでも安定性を保ったままハンドルが効いてくれるようになったことで安心感が高まったと言えます。

 ドライ路面の高速周回路では、直進付近のニュートラル感に大きな違いがありました。旧モデルでは遊びの範囲が大きく手応えも抜けていましたが、新しいプロクセス・コンフォートII sはセンターが締まってきて、直進時の安心感が増しました。ハンドルの遊びの範囲が狭くなって、その先の反応はゲインが上がった感じになりましたが、グリップがしっかりしている印象は良かったです。

トーヨータイヤ「プロクセス・コンフォートII s」(右)と「プロクセス・スポーツ2」
トーヨータイヤ「プロクセス・コンフォートII s」(右)と「プロクセス・スポーツ2」

 そもそもこのプロクセス・コンフォートII sは、フラットで綺麗な路面のテストコースではなく、乗り心地と静粛性はちょっと粗い舗装路のような一般道でその真価を発揮すると思われます。

 いずれ長距離ドライブで確かめてみたいと思います。

Gallery 【画像】トーヨータイヤのフラッグシップ「プロクセス」の新商品2モデルを見る(19枚)
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こもだきよし
こもだきよし
モータージャーナリスト
日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会長(2016年〜) 1950年 神奈川県川崎市生まれ 自動車レース、タイヤテストドライバーの経験を経て、1984年から新型車にいち早く試乗して記事を書くフリーランスのモータージャーナリストになる。クルマが好きというより運転することが好きでこの仕事をしている。 世界一の難所と云われるドイツのニュルブルクリンクの北コース(ノルドシュライフェ)を1984年5月に初めて走ってから40年間通い、BMW M社主催のBMW ドライビングエクスペリエンスで、インストラクターとしてドイツ人インストラクターとともに日本人参加者向けにニュルの走り方を伝えている。

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