人気のスポーツバイク・ホンダ「ダックス125」の「魅力と欠点」3か月愛用したオーナーのジャッジとは
トランスミッションはロータリー式/リターン式が選べるといい
2022年12月末に納車されたものの、ここ3か月あまりは冬の寒さに臆していたこともあり、実はまだそれほど距離を走れていないのですが、その限りでいうならば、ダックス125は思っていた以上にいいバイクで、「魅力と欠点」と掲げた割にはほぼ“魅力”しかないというのが現状です。

その上で、あえて欠点というか、要望したい点を挙げるなら、トランスミッションがロータリー式だということ、でしょうか。スーパーカブでおなじみの、クラッチレバーがなく、変速はシフトレバーを下に踏み込んでいくだけというイージーさは利点なのですが、その分、ギアチェンジの感覚がもっさりしているのとギアが4速しかないということから、スポーティに走らせようとするとちょっと物足りなさを感じます。
とはいえ、クラッチ操作がない=エンストの心配がない、AT免許で運転できる、などメリットも大きく、ホンダ原付二種のラインナップでもスーパーカブ/ハンターカブ/ダックスはロータリー式、「モンキー」はリターン式と、微妙? 絶妙? なすみ分けがされています。
個人的に、ダックスにはリターン式で5速or6速のトランスミッションが組み合わされたらめちゃくちゃ楽しいはず! と思うので、願わくばロータリー式/リターン式が選べるようになればいいな、と願う次第です。
そしてもうひとつの要望。これはダックスだけでなくカブ系に共通する話なのですが、メーターにシフトンジケーターを装備して欲しいと思います。慣れもあると思うのですが、ロータリーギアだとつい「今、ギアって何速だっけ?」と分からなくなってしまうことがあるのです。
4速に入っているのにもう1速上げようとしてみたり、発進しようとしたら高いギアに入ったままだったり(自動クラッチゆえエンストせず発進できてしまうのだけど)と、そういうことをちょっとしたストレスに感じることがあるのです。さらにいえば、デジタルメーターに時計表示があればいいなあ、とも思います(これ、ネット上などで指摘している人が多いです)。
ということで、3か月乗ってみて感じた魅力と欠点というテーマでしたが、今のところトータルでは花マルで、欠点というべき欠点はありません。
つけ加えるならば、消費税込みで44万円という車両価格について。これはハンターカブCT125を買うときに正直、「ん〜、125で40マンエンとは高いなあ……」と思ったのですが、実際に手に入れてみると、バイクとしての出来のよさ、所有する満足度の高さなどを考え、高いとは感じなくなりました。ちなみに、ダックス125に乗り換えるためにハンターカブを下取りに出したところ、そのリセールバリューの高さに驚きました。トータルとして考えると「むしろ安い」とさえ思えるほどです。
ダックスやハンターカブに乗ると、今の“原二ブーム”はまだ続きそうだなと思います。気楽に乗れて、実用性や操る楽しさはしっかりとあり、燃料、税金、保険などのコストは安い。二輪のビギナーにもベテランにもお勧めできます。
●製品仕様
・価格(消費税込):44万円
・サイズ:1760×760×1020mm
・重量:107kg
・シート高:775mm
・エンジン:123cc空冷単気筒OHC
・最高出力:9.4ps/7000rpm
・最大トルク:11Nm/5000rpm
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