最強のツーリングモデルが誕生!? ヤマハの新しい「TRACER9 GT」が採用するバイクならではの装備とは
バイクの特性に最適化したACCを装備
ヤマハの人気スポーツツアラー「TRACER9 GT」のラインナップに、ミリ波レーダーによって前走車を追従するACC(アダプティブクルーズコントロール)を装備した「TRACER9 GT+」が追加されます。日本での発売は2023年夏以降の予定です。

「ACCは、今や4輪車では当たり前の技術となっています。バイクの世界でも搭載モデルが増えつつありますが、ヤマハ『TRACER9 GT+』のそれはひと味違います」と話すのは、2輪車など乗り物に関する記事を取材・執筆しているライターの増谷茂樹さん。
「2輪車の場合、ライダーが意図しないタイミングでブレーキがかかるとバランスを崩してしまう恐れがあります。そこでヤマハは、“レーダー連携ユニファイドブレーキシステム(UBS)”という新システムを開発しました。
前走車との車間距離に対し、ライダーのブレーキ入力が不足している場合、前後配分を調整しながら自動でブレーキ力をアシスト。さらに、電子制御サスペンションも連動するため、ライダーの負担が少なくなりました」(増谷さん)
ミリ波レーダーと連動したUBSを搭載するのは、バイクの世界では「TRACER9 GT+」が世界初。ライダーと車体が一体となってバランスをとる、バイクならではの特性に合わせた装備といえそうです。
●ツーリングを快適にする装備も充実
「TRACER9 GT+」に搭載されるエンジンは、ヤマハの人気モデル「MT-09」と同じ888ccの3気筒で、最高出力は120psを発生。軽量なCFアルミダイキャスト製フレームや、良好なハンドリングを実現するヤマハ独自の“SPINFORGED WHEEL”も、「MT-09」と共通する装備です。
俊敏な運動性能で多くのファンがいる「MT-09」と基本設計を同じくすることで、「TRACER9 GT+」はツアラーとして圧倒的に優れたスポーツ性能を実現。それでいながら、ツーリングを快適にする装備も充実しています。
例えば、KYB社と共同開発した電子制御サスペンションは、車体の姿勢を6軸で把握する“IMU(Inertial Measurement Unit)”と連動し、減衰レベルを走行中に自動調整します。
また走行モードは、ドライ路面からウエット路面まで、スポーティな走りをサポートするスポーツモード(A-1)と、荒れたアスファルトや石畳などでも快適な乗り心地を実現するコンフォートモード(A-2)から選択可能です。
そのほか、加速時・減速時を問わずにシフトアップ&ダウンに対応する第3世代のクイックシフターや、スマートフォンとの連携によってナビゲーション機能を使用可能な7インチ高輝度TFTメーターも装備。長距離ツーリングもワインディングでのスポーティな走りも妥協したくない欲張りなライダーには、最適な選択肢となりそうです。
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