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スズキの新型バイク「GSX-8S」はシャープなルックスとライディングの楽しさが魅力的なストリートファイター

新設計の775cc2気筒エンジンを搭載

 スズキの「GSX-S」シリーズといえば、アップライトなライディングポジションを持ちながらスーパースポーツに匹敵する優れた運動性能を備えており、多くのライダーに支持されているストリートマシン。新たに加わった「GSX-8S」は、そんな同シリーズの中でもこれまでにない特色を備えたモデルです。

コンパクトな2気筒エンジンの採用で軽くスリムな車体を実現したスズキ「GSX-8S」は、操る楽しみを味わえる新しいストリートファイター
コンパクトな2気筒エンジンの採用で軽くスリムな車体を実現したスズキ「GSX-8S」は、操る楽しみを味わえる新しいストリートファイター

 従来の「GSX-S」シリーズは、同社のスーパースポーツバイク「GSX-R」系のエンジンを搭載していました。しかし、新しい「GSX-8S」は、新設計の775cc2気筒エンジンを搭載。実はこのパワーユニット、アドベンチャーバイクの「Vストローム800DE」と共通のものなのです。

 コンパクトな2気筒エンジンを搭載することで、「GSX-8S」はスリムで軽量な車体を実現。最高出力は80psと特筆するほどパワフルではありませんが、扱いやすい車体サイズで操る楽しみを味わえそうです。

「ミドルクラスのストリートファイターは、公道で走りの楽しさを味わえることから欧州を中心に人気の高まっているカテゴリーです」と話すのは、2輪車など乗り物関連の記事を取材・執筆しているライターの増谷茂樹さん。

「リッタークラスのパワーユニットに比べて公道でもアクセルを開けやすく、ライディングポジションも前傾がキツ過ぎないので、多くのライダーが操る楽しさを感じられるのが人気の理由です。KTMやトライアンフといった欧州メーカーだけでなく、ヤマハの『MT-07』やホンダが欧州で発表した『CB750ホーネット』など、国産メーカーも力を入れています」(増谷さん)

 このように、ライバルの多いカテゴリーに投入される「GSX-8S」ですが、エンジンだけでなくフレームやホイールも新設計となるなど、このモデルにかけるスズキの意気込みが感じられます。

●足回りなども妥協のないつくり込み

「GSX-8S」が搭載する新設計の775cc2気筒エンジンは、コンパクトであることとVツインのような鼓動感を実現している点が魅力的。ピークパワーよりも気持ちよさを重視していることが感じられます。特許技術である“スズキクロスバランサー”を採用し、不快な振動が除去されている点も特徴です。

 フレームは高剛性のスチール製。特にシートレール部分はスリムなつくりとなっていて、「GSX-8S」の魅力を高めるとともに、足つき性の向上にもひと役買っています。

 サスペンションはKYB製の倒立フロントフォークと、同じくKYB製のリンク式モノショックを採用。フロントブレーキはラジアルマウントとされ、軽量なアルミ製キャストホイールと相まって、軽快で意のままに操れるコントロール性を確保しています。

「GSX-8S」の戦闘的なフロントマスクは、ストリートファイター系に分類される「GSX-S」の文脈に沿ったもの。そんな顔つきを核とするストリートファイターらしいルックスでありながら、「GSX-8S」の走りは決して過激すぎず、扱いやすい車体で操る楽しさを味わえそう。街乗りやツーリングといったスポーツライディングを楽しみたいライダーには注目の1台となりそうです。

●製品仕様
・価格(消費税込):106万7000円
・サイズ:2115×775×1105mm
・車両重量:202kg
・エンジン:775cc水冷並列2気筒DOHC4バルブ
・最高出力:80ps/8500rpm
・最大トルク:76Nm/6800rpm

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