新型「マツダ2」はなぜ大胆に路線変更した? オレンジのアクセントがおしゃれ「気軽にドレスアップを楽しめる」新グレードの魅力とは
ユニークなパッケージオプションがマツダの未来を暗示!?
そんなBD系は新型マツダ2のエントリーグレードですが、「自分らしく、自由な発想で、遊び心を持って」をテーマに、多彩なコーディネートを楽しめる個性派という、もうひとつの顔を持っています。

BD系グレードには、ボディカラーと異なる色もチョイスできるルーフフィルムがオプションで用意されるほか、ドアミラーカバーのカラーバリエーションも設定。ボディカラーや多彩なるアクセサリー(販売店オプション)なども含めると、そのバリエーションは実に198通りにも及びます。
その一例が、今回の試乗車にも装着されていた「ルーキードライブ」と呼ばれるパッケージオプションです。
セット内容は、「ボディデカールセット(フロント/サイド/リア)」、「リアルーフスポイラー」、「ドアミラーガーニッシュ」、「フルホイールキャップセット」、「フロントグリル/リアバンパーアクセント」。ひと言でいえば、ステッカーやホイールキャップ、ドアミラーガーニッシュなどで構成される手軽なドレスアップパッケージです。
そんなルーキードライブ仕様で注目したいのが、テーマカラー。なんとオレンジのアクセントが大胆にあしらわれているのです。
オレンジというカラーは、クルマと組み合わせるケースはあまり多くありません。それをアクセントに使う、しかも多用するのですから大胆です。せっかくやるなら、このくらい目立たないと意味がないのかもしれませんね。
マツダの公式Webサイトでは、10色のボディカラーそれぞれでコーディネートした際のサンプルを確認できるのですが、正統派のホワイトやシルバーだけでなく、「ディープクリスタルブルー」と呼ばれる紺色や「マシーングレープレミアム」と呼ばれる濃いグレーとも、オレンジはなかなか好相性。個性的なドレスアップを楽しめます(ボディカラーが「ソウルレッドクリスタル」の場合、選択不可)。
そんな中、筆者が最も気に入ったコーディネートが、「エアストリームブルー」という新色に、ルーキードライブをプラスしたもの。まさに今回の試乗車でそのものです。
エアストリームブルーは空軍の航空機をイメージさせる薄いブルーで、そこにアクセントのオレンジをプラスすることで、懐かしいレーシングカーのような雰囲気を醸し出しています。これは魅力的な組み合わせですね。
チューニングなど愛車を速くすることに興味はないけれど、スポーティでおしゃれなドレスアップを気軽に楽しみたい……そんな人にとって新型マツダ2のBD系グレードは、最適なモデルではないでしょうか?
* * *
マツダはこれまで、コンパクトカーにおいても上質感を追求してきました。しかしここ数年、その方向性に変化が生じつつあります。
例えば、「CX-5」のタフ系グレード「フィールドジャーニー」や、海外市場で展開されている無骨なルックスの「CX-50」、さらに、新型マツダ2におけるカジュアルシフトなど、ここ1、2年で上質さだけでなく、ラギッド系やカジュアル路線など新たなコンセプトを続々とアピール。商品の方向性がかなり広がっています。
今後マツダはどこへ進もうとしているのか? 新型マツダ2のルーキードライブ仕様は、その答えのヒントを示しているのかもしれません。
●MAZDA2 15BD(ROOKIE DRIVE)
マツダ2 15BD(ルーキードライブ)
・車両価格(消費税込):164万7800円(201万690円/オプション込み)
・全長:4080mm
・全幅:1695mm
・全高:1525mm
・ホイールベース:2570mm
・車両重量:1090kg
・エンジン形式:直列4気筒DOHC
・排気量:1496cc
・駆動方式:FWD
・最高出力:110ps/6000rpm
・最大トルク:142Nm/3500rpm
・サスペンション:(前)ストラット式、(後)トーションビーム式
・ブレーキ:(前)ベンチレーテッド・ディスク、(後)ドラム
・タイヤ:(前)185/65R15、(後)185/65R15
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