「CO2の大幅削減が可能なeフューエルへの対応を検討中」ステランティスのキーパーソンが語る“未来への挑戦”と“フィアットの魅力”
今年度末までに19台の電動化モデルを投入予定
──ステランティスの欧州のラインナップには、EVもハイブリッド車も面白そうなモデルがそろっています。Eドブロ以外、例えば、500や「パンダ」のマイルドハイブリッド仕様を日本に導入する計画はないのでしょうか?
「日本市場は、他の国々と比べて少しゆっくりですが、確かに変わってきています。例えば、ニュージーランドでは“クリーンカー法”のようなものが施工され、人々のクルマに対する消費行動ががらりと変わりました。

だからといって、日本が必ずしも遅れているわけではないと思います。私たちは多数のブランドに多数のモデルをラインナップしているので、日本市場に向けて一番いいものを一番いいタイミングで投入するのが、日本市場に貢献できる一番の方策だと思っています。
なので、ここぞというタイミングで投入できるよう、常にさまざまなことを検討しています。具体的に、『今後このモデルを投入する』といった明確なお話をすることはできないのですが(笑)、今年度末までにおそらく19台の電動化モデルがそろうことになると思います。
日本は確かに、充電インフラに関して弱いところがあるかもしれません。EVやPHEV(プラグインハイブリッド車)を購入されるお客さまはほとんどの場合、ご自宅や職場でチャージをされているようです。
それでも、新たに集合住宅を建てる際には、最初から充電設備を備えた建物にするケースも増えてきています。少しずつ状況は改善されていますし、これからも進んでいくと私は思います。
そんな中で私たちは、現在、エネオスとパートナーシップを結んでインフラ整備の後押しをさせていただいており、全国のディーラーに合計350のチャージャーを設けました。
ステランティスとしてひとつだけ強調しておきたいのは、私たちは自動車メーカーとして開発から製造までおこなっていますが、それは単にビジネスだけをやっているわけではありません。私たちが住む地球という星にいかに貢献できるか。私たちは全員、地球に対して責任を持ってやっていかなければならないと強く考えています。
自然災害の発生だとか、二酸化炭素のレベルが世界的に高まっているとか、そういった危機的状況があるため、現在の自分たちだけでなく子どもたちや孫といった未来の世代のために、責任ある行動を取るべきです。自動車メーカーもユーザーの皆さんも、今この世界にいる皆さんが等しく責任感を持ってやっていくべきだと思うのです。そうした意識を信条として強く持っているステランティスの一員として働けることに、私は誇りに感じています」
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