「CO2の大幅削減が可能なeフューエルへの対応を検討中」ステランティスのキーパーソンが語る“未来への挑戦”と“フィアットの魅力”
エンジン車がeFUELに対応できるか検討をスタート
──先ごろ欧州委員会が、「今後は“EVだけ”という考え方から、“eフューエル(走行時にCO2を実質的に発生しないとされる内燃機関用合成燃料)はOK”という方向に路線を変更しました。それを踏まえ、ステランティスはこれからどのように動いていくのでしょう?
例えば日本では、特にアバルトやアルファロメオ、もちろんフィアットもそうですが、エンジン車を欲するファンは今後も減らないのではないかと思うのです。

「2014年くらいまでさかのぼって数えてみると、私たちステランティスは確か28種類のエンジンを展開してきたのですが、それらがeFUELに対応できるのか、すでに検討を始めています。
もちろん、私たちの基本的な考え方である『カーボンニュートラルを目指す』ということには一切変わりはありません。しかしそうはいっても、現在のエンジン車がeフューエルに対応できるのであれば、かなりの二酸化炭素削減に貢献することができるでしょう。私たちがつくったクルマだけでも、現在、3000万台くらいが地球上を走っているので、それがすべてeフューエルに対応できるとなれば、二酸化炭素を90%くらい削減できると思うのです。
その辺りをしっかり見極めながら、今後の対応進めていくことになるでしょう」
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現在、世界の自動車業界は、筆者を含めた一般ユーザーサイドの認識よりもはるかに複雑で難しく、同時に激しくうねるように動いています。これからもその状況はしばらく続くことでしょう。
そんな中、日本市場で多くのファンを抱えるビッグネームをブランドごとに多数展開しているステランティスが、今後どんな動きを見せるのか。気になる方も少なくないと思います。
また新たな動きの兆候を感じとったら、あらためてビリーさんに話をうかがいたいと思います。
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