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メルセデスAMGでは初となる“超ハイパフォーマンス電動SUV”「EQE53 SUV」の走りは強烈? 687馬力の強心臓は乗りこなせるのか

メルセデスAMGらしさが息づく高性能な電動SUV

 メルセデス・ベンツは現在、メルセデスAMG、メルセデス・マイバッハ、メルセデスEQという3つのサブブランドを展開しています。今回紹介するメルセデスAMG「EQE53 4マチック+ SUV」は、それら3つのサブブランドのうちのメルセデスAMGとメルセデスEQがコラボしたモデルといえます。

ノーマルモデルに対して最高出力で218ps、最大トルクで92Nm強化。AMGらしい走りを見せつけるメルセデスAMG「EQE53 4マチック+ SUV」
ノーマルモデルに対して最高出力で218ps、最大トルクで92Nm強化。AMGらしい走りを見せつけるメルセデスAMG「EQE53 4マチック+ SUV」

 参考までに、2023年の上海モーターショーで、すでにメルセデス・マイバッハ「EQS SUV」も登場しているので、EQE53 4マチック+ SUVはメルセデスEQとしては第2弾のコラボモデルということになります。

 またEQE53 4マチック+ SUVは、AMGにとって初となるEV(電気自動車)のSUVモデルでもあります。

 メルセデスは現在、「EQA」、「EQB」、「EQC」、「EQE SUV」、「EQS SUV」と、EVのSUVを5車種ラインナップ。いずれのモデルにも、パッケージオプションとしてのAMGは存在していましたが、パワートレインにまで手を入れたことを示す“数字2桁”の車名を有しているのは、今回のEQE53 4マチック+ SUVが初めてなのです。

 AMGには“ワンマン・ワンエンジン”という思想が今でも受け継がれています。これは、熟練工が1機のエンジンをひとりで最後まで責任を持って組み上げるという、独特の生産方法が由来です。AMGが手がける内燃機関モデルのエンジンのほとんどは、AMG専用工場で同手法により生産され、そこからメルセデスの工場へと運ばれて最終組み立てがおこなわれています。

 では、エンジンを搭載しないEVの場合、AMGはどのような改良を施しているのでしょうか? 残念ながらモーターまでも“ワンマン・ワンモーター”というわけにはいかないものの、専用スペックのモーターをサプライヤーから供給してもらっています。

 これにより、EQE53 4マチック+ SUVは最高出力626ps、最大トルク950Nmを発生。オプションの“AMGダイナミックプラスパッケージ”を装着すると、687ps、1000Nmまでスペックアップします。

 ノーマルの「EQE500 4マチック SUV」は、最高出力408ps、最大トルク858Nmなので、それと比べると、AMGになったことでパワーは218ps、トルクは92Nm増強されたことになるわけです。

 ちなみに“4マチック”の後ろにつく“+(プラス)”は、AMG専用の制御プログラムによって駆動力がコントロールされることを意味しています。機械的に前後輪がつながっている内燃機関用の4マチックよりも電気を使うEVの方が圧倒的にレスポンスがよいので、4マチック+では毎秒約160回というとてつもない頻度で、前後の駆動力配分を最適化しています。

 なお、EQE53 4マチック+ SUVに搭載されるバッテリーの容量は、「EQE」シリーズ全車に共通の90.6kWh。航続距離は407〜455km(WLTP)と公表されています。なお、セダンのEQEと同様、日本仕様には給電機能も備わる予定です。

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Gallery 【画像】AMGができることはやり尽くした! 高性能SUV「EQE53 4マチック+ SUV」を写真で見る(40枚)
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