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燃費抜群「輸入車唯一の本格ハイブリッド」を搭載! 格上の内外装がおしゃれなルノー「E-TECHエンジニアード」仕様の魅力とは

上質かつスポーティな雰囲気に演出した「E-TECHエンジニアード」

 ルノーの人気モデル「アルカナ」と「ルーテシア」に、先ごろ「E-TECH(イー・テック)エンジニアード」という新グレードが追加されました。

ルノー「アルカナ」と「ルーテシア」にチタンカラーの“F1ブレード”やボーズのサウンドシステムなど内外装を上質かつスポーティに演出した格上の新グレード「E-TECHエンジニアード」が登場
ルノー「アルカナ」と「ルーテシア」にチタンカラーの“F1ブレード”やボーズのサウンドシステムなど内外装を上質かつスポーティに演出した格上の新グレード「E-TECHエンジニアード」が登場

 いずれも、F1マシンのフロントノーズをイメージした“F1ブレード”にチタンカラーを採用するなど、内外装を上質かつスポーティな雰囲気にコーディネート。

 さらに、ボーズのサウンドシステムを追加するなど、快適装備も充実した特別なモデルとなっています。

 そんなアルカナとルーテシアのE-TECHエンジニアードは、パワートレインにも特徴があります。それは、ストロングハイブリッド仕様となる“E-TECHフルハイブリッド”を搭載すること。

 この“輸入車で唯一のストロングハイブリッド”は果たしてどれほどの実力を備えているのか? 改めて公道で実用燃費などをチェックしてみました。

●輸入車では希有な存在のストロングハイブリッド

「21世紀に間に合いました」というキャッチフレーズとともに、トヨタの初代「プリウス」が発売されたのは1997年12月のこと。この世界初の量産ハイブリッドカーは、電動車のメリットを世界中に知らしめました。

 それから四半世紀が経った今、ハイブリッドカーは日本の新車セールスにおける中心的存在となっています。例えば、2022年の1年間に販売されたハイブリットカー(プラグインハイブリッド車を含む)の比率は50.7%。ついに新車販売の“2台に1台以上がハイブリッド”という時代となったのです。

 そんなハイブリッドカーの魅力はどこにあるのか? やはり間違いないのは“燃費がいいこと”でしょう。車種やシステムによって程度の差こそあれ、モーターが加わることで動力源としての効率が高まり、その結果、燃料の消費量を減らせるのは間違いありません。

 そんなハイブリッドカー、なかでもトヨタが先鞭をつけたストロングハイブリッド仕様は、輸入車の世界では今も珍しい存在です。輸入車のハイブリッドシステムは、プラグイン仕様やモーターの出力が小さいマイルドハイブリッド仕様が主流。大きく力強いモーターを組み合わせ、燃費向上への貢献度が高いストロングハイブリッドを搭載する輸入車は、稀有な存在なのです。

 アルカナとルーテシアのE-TECHエンジニアードに搭載されるE-TECHフルハイブリッドは、1.6リッターの自然吸気4気筒エンジンに、メインとサブふたつのモーターをプラスした構成。エンジン側に4速、モーター側に2速の変速機を組み合わせ、状況に応じてそれらを切り替えながら動力を発生させるオリジナリティ豊かな構造です。

 開発にはルノー(現アルピーヌ)のF1プロジェクトに関わったエンジニアの知見が生かされており、ルノーいわく特徴のひとつは“効率のよさ”だといいます。

 その作動状況を簡単におさらいすると、発進から40km/h程度の低速域ではモーターが駆動力を生み出します。そこから加速していくとエンジンが始動し、エンジンとモーターを適切に活用。さらに80km/hを超えると、エンジンを中心に巡行しつつ、加速時はモーターのアシストによって燃費向上を図ります。

Next真夏でもカタログ数値に匹敵する抜群の燃費を記録
Gallery 【画像】低燃費と走る歓びを兼備したルノー「アルカナ」と「ルーテシア」のおしゃれグレードを写真で見る(81枚)

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