“ロータリーの明るい未来”に期待! 「MX-30 ロータリーEV」のためにエンジン製造ラインを刷新したマツダのこだわりと熱意とは?
ロータリーエンジン搭載車ならではの演出が欲しい
今回、MX-30 ロータリーEVの取材を通じて感じたのは、役員を含むマツダ関係者は、「チャンスがあればロータリーエンジン搭載のスポーツカーを出したい!」という熱意を強く持っているということ。MX-30 ロータリーEVはいろんな意味で、その復活のカギを握るモデルなのです。

誕生の背景を考えると、幅広い層に売れて欲しいモデルですが、ロータリーエンジンファンには特に、積極的に購入を検討して欲しいと願わずにはいられません。
ただしロータリーエンジンファンは、現状のMX-30 ロータリーEVには物足りなさを覚えるかもしれません。ロータリーエンジンを搭載しているという演出に欠けるのです。
MX-30 ロータリーEVに搭載されるロータリーエンジンは、直接、タイヤを駆動することはありません。また発電専用という機構上、ロータリーエンジンの特徴である、高回転域までスムーズに回るというフィーリングをドライバーに伝えることも難しいでしょう(そもそも“8C”型エンジンは効率重視で、4000回転程度までの使用しか想定していません)。
だからこそ、ロータリーエンジン搭載車ならではの特別な演出が欲しいのです。個人的には、例えば、アクセルペダルの踏み込み量に応じて、「RX-7」など歴代のロータリーエンジン搭載車や、かつてル・マン24時間耐久レースで優勝した「787B」のエンジン音を奏でてくれるアプリなどあればいいと思うのですが、マツダさん、いかがでしょう?
●MAZDA MX-30 Rotary-EV Natural Monotone
マツダ MX-30 ロータリーEV ナチュラルモノトーン
・全長:4395mm
・全幅:1795mm
・全高:1595mm
・ホイールベース:2655mm
・車両重量:1780kg
・エンジン形式:水冷1ローター
・排気量:830cc
・エンジン最高出力:72ps/4500rpm
・エンジン最大トルク:112Nm/4500rpm
・モーター最高出力:170ps/9000rpm
・モーター最大トルク:260Nm/0〜4481rpm
・駆動方式:FWD
・サスペンション:(前)ストラット式、(後)トーションビーム式
・ブレーキ:(前)ベンチレーテッドディスク、(後)ディスク
・タイヤ:(前)215/55R18、(後)215/55R18
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