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安心はお金で買う時代! 狙撃や攻撃からVIPを守る「世界最高レベルの防弾性能」を誇る特別なBMW「7シリーズ」とは?

見た目ではベースモデルとの違いは分かりにくいが……

 BMWは防弾仕様車にとすることで7シリーズとi7の重量が増えるのを抑えることに成功し、攻撃から逃れるためのハンドリング性能や俊敏性も優秀だとうたっています。

車体構造全体にアーマースチール(熱間成形鋼合金)がおごられる。ドア、フロアパネルなどは装甲され、防弾ガラスが用いられる
車体構造全体にアーマースチール(熱間成形鋼合金)がおごられる。ドア、フロアパネルなどは装甲され、防弾ガラスが用いられる

 セキュリティの観点からやむを得ないのでしょうが、車両重量がどのくらいなのかは明らかにされていません。個人的には走りや乗り心地が気になってしょうがありません。ドイツまで行けば試乗させてもらえるのでしょうか?

 7シリーズの方は48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた4.4リッターV8ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は530hp、最大トルクは750Nmをマークします。また、xDriveインテリジェント4輪駆動システムが、必要に応じて4輪に駆動力を配分。それらにより0-100km/h加速は6.6秒、最高速は210km/hに達するそうです。防弾仕様車って本当に重たいですから、この数値はお見事です。

 一方、i7の方はBMWブランドのEVで最もパワフルな「i7 M70 xDrive」のドライブシステムに採用された多数のコンポーネントが流用されています。ふたつの電気モーターを組み合わせることで最大出力は544ps、最大トルクは745Nmを発生。4本のタイヤを駆動し、0-100km/h加速は9.0秒、最高速度は160km/hを誇ります。一般的に瞬発力の優れたEVながらこの防弾仕様でが見劣りするのは、やはり重くなった車両重量が影響しているのでしょう。

 7シリーズ、i7ともに20インチの軽量合金ホイールを履き、ミシュラン製の専用タイヤを装着しています。BMWによると乗り心地もよく、接地面積が広いためトラクションと走行安定性に優れているといいます。

 また、ホイールリムにはランフラットリングが装着されており、空気圧が完全に失われた場合でも80km/hで走り続けることができるそうです。

 BMWのプレスリリースを見てちょっと笑ってしまったのは、「外観から防弾仕様車であることがほとんど分からない」という一文です。この手の防弾仕様車、窓ガラスを見れば一目瞭然。特にサイドウインドウ回りの黒い“縁”部分が非防弾車と比べて分厚くなっています。

 本当は、このようなクルマに乗る必要がない世界というのが理想なのでしょうが……安心はお金で買う時代になったようです。

Gallery 【画像】「えっ!…」BMWが発売中! 防弾仕様の「7シリーズ」と「i7」を写真で見る(15枚)
「2段あたため」レンジがすごすぎるっ!? 最新レンジを徹底紹介

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