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キャンピングカーのベース車両に最適!? ルノー新型「マスター」世界初公開 欧州で人気の商用バンが4代目に進化

将来的には水素エンジンや燃料電池にも対応

 仏ルノーは2023年11月21日、新型「MASTER(マスター)」を世界初公開しました。

欧州でフルモデルチェンジされ登場したルノー新型「マスター」
欧州でフルモデルチェンジされ登場したルノー新型「マスター」

 マスターは初代が1980年に登場した小型商用車(LCV)です。登場以来40年以上、3世代にわたり進化し続け累計300万台以上を販売、欧州における同カテゴリーのセグメントリーダーとなっています。また1990年以降は南米を含め50カ国以上で発売されています。

 これまで日本においては正規輸入はおこなわれていませんが、マスターをベースにしたキャンピングカーは日本に存在しています。

 日産が海外で展開している「NV400」は、このマスターのOEMモデルです。欧州においては、日本でも2022年12月に正規輸入が開始されたフィアットの小型商用車「デュカト」の競合モデルとなっています。

 今回登場した新型マスターは4代目となる新世代モデルです。

 エクステリアは、ルノーの新しいロゴを中心に、ルノーのアイデンティティとなるC字型の特大フルLEDヘッドライトを装備。また「エアロバン」と呼ばれるように徹底的に空気抵抗を低減、空気抵抗係数は現行型マスターや他ライバル車の数値を大幅に下回っています。これにより電費効率が向上、EVモデルは現行型よりも20%向上しています。

 インテリアは、ドライバーに向かってS字型となっているダッシュボードが特徴的で、使いやすさを大幅に向上させています。また全グレードに標準装備される10インチのスクリーンがハイテク感を醸し出します。

 ステアリングホイールはルノー乗用車と同じもので、テレスコピック&チルト機能を備えています。さらに中央のシートの背面を折りたたむとデスクとなり、ベースにはラップトップを収納するスロット、さらにUSB-Cの電源ポートもあります。

 新型マスターは、さまざまなドライブトレーンに対応。ディーゼルエンジンdCiは「105」「130」「150」「170」と馬力違いで4グレードを用意、6速MTまたは新開発の9速ATと組み合わされます。

 さらに100%電気のEVも用意。これは105kW(約143馬力)・300Nmを発生するモーターを搭載、87kWhのリチウムイオンバッテリーでWLTP航続距離は455マイル(約732km)超えを達成しています。

 さらに新型マスターは、将来的には水素エンジン、および燃料電池にも対応できるように設計されているのが特徴です。

※ ※ ※

 ルノー新型マスターは、欧州市場では2024年初頭から予約注文が開始され、納車は2024年内に開始される予定となっています。

 なお、日本での導入予定は未定です。

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