“お手頃中古車”のポルシェ初代「ボクスター」は遊び心を刺激する!? ベルギーで「本気のサーキットマシン」に大改造したワケあり車両を発見
軽量化とパワーアップにより見た目も中身も別物に
Mecanic Importという中古車販売店に並んでいた初代ボクスターは、フロントウインドウはおろか、フロントピラーさえも取り払われています。

もちろん、ルーフのソフトトップも取り払われ、ロールバーと大型のリアウイングを装着。ボディパネルはケブラーとカーボンファイバー製となり、本気で重量を抑えています。
インテリアに目を向けてもスパルタンな印象は変わらず。ダッシュボードは取り外され、ドアは内張りがなく、ボクスターの面影はほとんどありません。
ちなみに、ダッシュボードとセンターコンソールのカーボンファイバー製カスタムパーツ、ふたつのレーシングバケットシートなどにより、重量は980kgに抑えられているそうです。
ミッドシップマウントされるエンジンは、最高出力617psを発生する3.6リッター水平対向6気筒ツインターボへとアップグレード。これは、初代ボクスターの最上級グレードであった「ボクスターS」の2倍以上に相当します。
足回りは目に見えてローダウンされ、スリックタイヤを履いた新しいセンターロック式18インチアルミホイールが装着されています。大型のディスクブレーキは、フロントがAP製キャリパー、リアがブレンボ製で、ボッシュ製のABSを装備しています。
車両重量1トン未満で600psを超える最高出力、制動力もきっとバッチリ、さぞ際どくも楽しいサーキットマシンに仕上がっていることでしょう。
気になる価格は、Mecanic Importのホームページでは「応談」となっていましたが、Facebookページでは10万ユーロ(約1611万円)とうたわれていました。決して安くはありませんが、これほど本気のサーキットマシンならやむを得ないのかもしれません。
フロントピラーのないロードスターといえば、ルノー「スポールスピダー」、スマート「クロスブレード」、フェラーリ「モンツァSP1/SP2」などが思い浮びますが、自分でつくってもいいんですね。
もちろん、公道で走れるようにするのは大変でしょうが、サーキットオンリーのレーであればハードルも低そうです。
ベルギーで発見したワケありのサーキットマシンは、安価で買える初代ボクスターの遊び方のひとつとして面白いアイデアといえそうです。
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