750馬力の速さはいかに? マクラーレン史上「最も軽量でパワフル」な量産スーパーカー「750S」ってどんなモデル? 気になる実力は
「うわっ速!」と感嘆の言葉が口に出る驚異のスピード
続いて、エストリルサーキットでの試乗に用意されていたのは、トラック向けにブレーキシステムやタイヤなどを最適化したパッケージオプションを装着したクーペです。

2脚で17.5kgの軽量化に貢献するというカーボンシェルのフルバケットシートに身を収めてフルハーネスのシートベルトを締め込むという大仰な段取りが、大袈裟なものではないことをコースイン直後から思い知ることになりました。
んまぁ速い、とにかく速い。車中でもいつしか「うわっ速!」、「は、は、速いって!」と感嘆の言葉を口に出してしまう始末です。
エストリルはスポーツモデルの試乗会場としてはポピュラーなコースで、筆者もさまざまなモデルで走る機会をいただいてきましたが、その体感から比べても、コーナーからコーナーへの迫り方がちょっと尋常じゃありません。その瞬発力は明らかに、軽さがもたらすものです。
そして、メインストレートではメーター読みで273km/hと、かつて体験した最速値より10km/h以上は速い速度域に到達していました。ここからの全制動では、きっちりフルハーネスの恩恵にあずかることになります。
ちなみに、日本人には馴染み深い富士スピードウェイのホームストレートはエストリルよりふた回りは長く、720Sでも300km/hの大台に乗るといいますから、750Sがどんな速度に達するのか考えただけでもゾクッとします。
ストレートから続くエストリルの第1コーナーには、APレーシング製のブレーキが効きもタッチも踏量も始終安定しているおかげで、安心してアプローチしていくことができました。
そして忘れてはならないのが、操縦安定性や高速性能においてエアロダイナミクスが大きく奏功していることです。フルブレーキング時に後輪側をガッツリ地面に押し付けるエアブレーキはもとより、高速コーナーでは大きなリアスポイラーやフロア下の整流効果で得られるダウンフォースがクルマの姿勢をしっかり安定方向へと導いてくれます。
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750Sはタウンライドからレーシングスピードまで、超ワイドレンジで最高のマクラーレンだと太鼓判を捺せる1台に仕上がっていました。
そして、そこに加わるオマケといえば、“純然たる内燃機関搭載モデル”というものです。そういったある種のノスタルジーも含め、750Sはクルマ好きの皆さんに訴えるところがやたらと多いモデルだと思います。
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