約70年の歴史に幕! クライスラー「300C」が生産終了 日本でも人気だったアメ車“元祖マッスルセダン”とは
70年の歴史がある伝統のマッスルセダン
ステランティスの北米ブランド、クライスラーは2023年12月9日、カナダ・オンタリオ州ブランプトンにあるステランティスの組立工場で、最後のクライスラー「300C」をロールオフ、生産終了したと発表しました。

クライスラー「300」シリーズは1955年に登場。V型8気筒エンジンを搭載したモデル、300Cは、1957年にこの初代300シリーズに追加されました。
その後1960年に「300F」、61年に「300G」、62年に「300H」がデビュー、また1965年には300レターシリーズ最後のモデルとなる「300L」が発売されました。
以降300シリーズの名は途絶えていましたが、2005年に新世代300Cが復活。クライスラーブランドにHEMIエンジンが 5.7 リッター、340 馬力のHEMIという形で復活しました。
日本でもダイムラー・クライスラー日本(当時)により正規輸入され、セダンの「300C」、およびツーリングワゴンの「300Cツーリング」が販売されました。
全長5mの大型モデルでしたが、アメリカンスタイルの押し出しの強いエクステリアデザインや、V6の「3.5」とV8の「5.7HEMI」というパワフルなエンジンで日本でも人気を博しました。また右ハンドル仕様だったことも人気だった理由です。
2011年にはフルモデルチェンジされ新型が登場、日本では本国同様の「300」の車名で登場しました。ですがインポーターのFCAジャパン(当時)が2018年2月にクライスラーブランドの国内販売を終了、以降日本では正規で購入できなくなりました。
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最後のクライスラー300Cは特別仕様として登場、米国では2000台、カナダでは200台のみの限定生産となりましたが、予約開始からわずか12時間で売り切れました。
2023年モデルの300Cは、485馬力・475lb-ft(約644Nm)を発生する6.4リッターV型8気筒ガソリン「HEMI」エンジンを搭載、0-60mph(約96km/h)加速は4.3秒、最高速度は160mph(約257km/h)というパフォーマンスを発揮します。
クライスラーブランドの最高経営責任者であるクリス・フューエル氏は「クライスラーは、大胆なアメリカン・ラグジュアリーを代表する元祖マッスルカーのひとつである真の自動車アイコンとして、クライスラー300Cの伝統をマークできることを誇りに思います。今後はクライスラーが持続可能な全電気自動車(EV)ブランドになるために前進することを嬉しく思っています」とコメントしています。
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