電気自動車かと誤解する「進化した走り」の実力とは? レクサスの小型ハイブリッドSUV「UX300h」は驚異的にスムーズかつ静かで快適です
4WD仕様はコーナリングフィールも格段に向上
その上で、「UX300h」はドライバビリティも大きく向上しています。

例えば加速時は、アクセルペダルを踏み込んでも反応が鈍く感じる従来のハイブリッド車とは異なり、「UX300h」はモーターがうまく作用し、ダイレクトな加速感を実現しています。
その理由は、システム最高出力が従来の135kWから146kWにパワーアップしているからといった理由もありますが、実はそんな単純な話ではありません。実は、ドライバーの操作に対して、「UX300h」はその意図をクルマ側がくみ取り、しっかりと反応してくれるのです。
コーナリング時の印象も同様です。走行安定性を高めるべくボディ補強を施し、さらに4WDモデルではリアモーターの出力が5kWから30kWへと大きくアップ。加えて、コーナリング中のアクセルオン時に駆動トルクを後輪へと積極的に送る制御とすることで、旋回フィールも向上しているのです。
従来の4WDは、すべりやすい路面での発進性を高める程度の役割しか担っていませんでした。しかし、新型のそれは舗装路でのハンドリング向上にも役立っているのです。
加速がスムーズで快適、かつ力強くなり、加速もコーナリングもクルマとドライバーとの一体感が大きく増しているのが、新しい「UX300h」のドライブフィールです。
●安全性や使い勝手もしっかりアップデート
出力がアップしたと聞くと「燃費が悪くなったのでは?」と心配する人もいることでしょう。しかし、その心配には及びません。
従来の「UX250h」はWLTCモード燃費が22.8km/L(FF車)だったのに対し、「UX300h」は26.3km/Lへと逆に良化しているほど。ちなみに4WD車も、21.6km/Lから25.2km/Lへ向上しています。
加えて新型は、こうした走りの進化だけでなく、交差点衝突回避支援が加わるなど先進安全機能が向上し、1500Wと大容量のAC100V電源を新設定。さらには、メーターの12.3インチフル液晶化など、安全性や使い勝手もしっかりと進化しています。
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というわけで、先の商品改良で誕生した「UX300h」は、「たいして変わっていないのでは?」という筆者の事前の印象を打ち破り、「見た目は変わっていないけれど、運転してみると全く別のクルマ」へと進化していました。
レクサスのコンパクトSUVといえば、最新モデルの「LBX」に注目が集まっていますが、さらに走りの余裕が欲しい人には、「UX300h」も要チェックの1台といえるでしょう。
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