VAGUE(ヴァーグ)

全長4.4m! さらに大きくなった新型「ミニ・カントリーマン」はどう進化!? 最スポーツモデル「JCW」の最新の走りとは

JCWでもしなやかに足が動き乗り心地を犠牲にしていない

 新型ミニJCWカントリーマンのエンジンは316馬力・400Nmを発生する2リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載。

 これに前後100:0から50:50の駆動配分をおこなう独自の4WDシステム「ALL4」を搭載、トランスミッションは7速DCTを組み合わせます。

新型「ミニ・ジョンクーパーワークス・カントリーマン」のインテリア
新型「ミニ・ジョンクーパーワークス・カントリーマン」のインテリア

 このエンジンのレスポンスが良く、アクセル操作に対し淀みなく即座に反応します。内燃機関のスポーツモデルが持つ「運転の楽しさ」がギュッと詰まっているのがこのJCWということができます。

 また7速DCTにもクセがなく、パドルシフトを駆使して変速すればよりエンジンの美味しいところを楽しみながらのスポーツドライビングが可能になっています。

 パドルシフトの左手側を長押しすれば一定時間フルブーストがかかる「ブースト」になったり、センターメーター下にある「EXPERIENCE」スイッチを上下することで、スポーツ走行の「ゴーカート」モードやノーマルの「コア」、エコの「グリーン」、さらに「ビビッド」などのモードに変更できる走行モードを用意したりと、遊び心も満載です。

 JCWモデルらしく、専用チューニングが施されたスポーツサスペンションを搭載しますが、路面ギャップのいなし方などはじつに上手く、乗り心地を犠牲にしていません。

 先代のミニ・クロスオーバーJCWでは、ちょっと突っ張ったような足回りの印象がありましたが、新型ミニJCWカントリーマンではしなやかに足が動き、上質な走り味をドライバーに伝えます。

 逆にいえば、以前のミニらしい「ゴーカートフィーリング」という走り味はだいぶ薄れているイメージです。

 ただし、後席にも子どもを乗せたファミリーユース、というSUV的な使い方と、峠も攻めることができるスポーツカー的な使い方を両立しているという点を考えれば、これはミニJCWカントリーマンとして正常な進化の方向性というように感じます。

 立ったAピラーから見る風景は、歴代ミニと同様のもの。運転席に座りクルマを動かすだけで、ミニを運転しているというのがわかるというのも他のクルマにない感覚です。SUVらしく高めの着座位置で視界も良好、取り回しもよく全長4445mmというボディの大きさを感じさせませんでした。

※ ※ ※

 従来のミニ・クロスオーバーから車名も変わって進化した新型ミニ・カントリーマン。名称だけでなく見た目質感や走りの質感も大幅向上していました。

 今回は最スポーツモデルのJCWの試乗でしたが、EVの「E/SE」の出来も気になるところです。ディーラーで機会があったら、内燃機関モデルとともにEVも試乗してみると、それぞれの魅力が理解できるかもしれません。

新型「ミニ・ジョンクーパーワークス・カントリーマン」
新型「ミニ・ジョンクーパーワークス・カントリーマン」

MINI John Cooper Works Countryman ALL4
ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・カントリーマン オール4

・車両本体価格(消費税込):667万円
・試乗車オプション込み価格(消費税込):703万2000円
・全長:4445mm
・全幅:1845mm
・全高:1645mm
・ホイールベース:2690mm
・車両重量:1680kg
・エンジン形式:直列4気筒ターボ
・排気量:1998cc
・駆動方式:4WD
・変速機:7速DCT
・最高出力:316ps/4000rpm
・最大トルク:400Nm/1500−2500rpm

Gallery 【画像】「えっ…大きい!?」これが進化した新型ミニ・カントリーマンです。写真で見る(24枚)
「2段あたため」レンジがすごすぎるっ!? 最新レンジを徹底紹介

page

  • 1
  • 2

VAGUEからのオススメ

ポータブル電源が都心で過ごす夜を変える──Jackeryがかなえる“オフグリッド”なスポーツ観戦【PR】

ポータブル電源が都心で過ごす夜を変える──Jackeryがかなえる“オフグリッド”なスポーツ観戦【PR】

RECOMMEND