「えっ…!?」初代インテRは新車で222万円だった!? 28年前に登場したホンダ初代「インテグラ タイプR」ってどんなクルマ? 海を渡った右ハンモデルの価値とは
純正のレーシングエンジンを搭載したかのような仕様
ホンダのスポーツモデル「インテグラ・タイプR」の初代が、アメリカのオークションサイト「cars & bids」に出品されています。

インテグラの初代モデルは、1985年に登場した「クイント・インテグラ」です。
1989年には2代目が登場します。この2代目から車名からクイントがなくなり、「インテグラ」となりました。
そして1993年に3代目(DC2型)が登場します。3代目の初期型は、ヘッドライトが丸目4灯でしたが、1995年の改良でフォグライト内臓のプロジェクターを採用した細長いヘッドライトに変更されました。
この1995年の改良型に設定されたのが、初代インテグラ・タイプRです。「タイプR」を初めて冠したモデルでもあります。
ボディや駆動方式(前輪駆動)はベースのインテグラと同じですが、中身は別モノと考えて良いでしょう。
例えばパワーユニットは、専用開発の1797ccの直列4気筒(自然吸気)の「B18C」型エンジンを搭載しています。
エンジンの低回転域と高回転域でバルブタイミングを自動で切り替える機構「VTEC」を採用し、最高出力200ps/8000rpm・最大トルク18.5kgm/7500rpmを発揮します。
2024年近辺のモデルから見れば大きいとは言えないパワーですが、1990年代半ばで、自然吸気ながら、排気量1リッターあたり100ps超えの111psを達成していたことを考えると、かなりの高性能といえます。
排気量2リッター以下の自然吸気でこの性能を実現するためにはエンジンの高回転化が必須となります。
B18Cはそのために、摩擦抵抗の徹底的な低減・軽量化をはかり、高圧縮対応型のピストンを採用。さらにパーツの高精度化を測っています。
その性能の高め方は量産車を超えたレベルにあり、もはやレーシングエンジンと評しても良いでしょう。
そしてもちろんボディにも手が加えられています。パフォーマンスロッドを追加しボディ剛性を強化。サスペンションもハードにセッティングすることで、ロール剛性も高めています。
また、ヘリカルLSDを採用することでトラクション性能を向上。ステアリングのギアレシオもクイックなものに設定し、ハイグリップタイヤも装着しています。
低重心であることも相まって、前輪駆動とは思えないほどレスポンスの良いハンドリングを実現しました。
当時、初代インテグラ・タイプRは3ドアクーペと4ドアハードトップに設定され、車両価格は3ドアクーペが222万8000円、4ドアハードトップは226万8000円でした(東京での価格)。
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