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ミニバン乗り換え需要も多い!? 新型SUV メルセデス「GLB」に乗ってみた

AクラスベースのSUVで新型「GLA」と兄弟車という関係

 メルセデス・ベンツ「GLB」は、同ブランドのコンパクトハッチバック「Aクラス」をベースとするSUVで、同時に日本に上陸した2代目新型「GLA」とは兄弟車種、という関係になる。

 新型GLAと比べるとひと回り大きく、スリーサイズは全長4650mm、全幅1845mm、全高1700mmになり、ホイールベースも2830mmとGLAよりも100mm長くなっている。

  • メルセデス・ベンツ「GLB」の走り

 エクステリアデザインもクーペSUVイメージのGLAとは異なり、GLBはスクエアで、ユーティリティ優先のSUVらしさを出している。ヘッドライト形状もGLAとは別もので、上下方向に高くスクエアな形になっている。だからGLAとGLBを並べても、兄弟車とは思えないデザインを持っている。

 GLBは全長とホイールベースを伸ばしたことにより、3列目のシートを搭載することができた。そのため、車検証上の乗車定員は7人になる。

 ただしメルセデス・ベンツ側としては、3列目シートは身長168cmまでなら安全に乗れるとしている。大柄な人ではきついが、小柄な人や子どもならば問題ない。

 そのとき、ヘッドクリアランスには余裕があり問題はないが、レッグスペースが狭いので、14cmスライドが可能な2列目シートを少し前に出せば座れるだろう。3列目シートにもISOFIXのアンカーが付いているから、2列目に2脚、3列目も2脚の合計4脚のチャイルドシートがISOFIXで固定できる。

 もちろん通常の使用では、3列目シートを畳んでおけば、フラットで広いラゲッジルームとして活用できる。

  • 3列目シートは安全上の理由から、対応身長が左右とも168cm以下となっている

 GLAも同じだが、GLBにも「Sクラス」と同等の安全装置が標準で装備されているし、最新のMBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)を使って音声でクルマと対話できる。これは「ハイ、メルセデス!」と話しかけて対話する、例のシステムだ。

 たとえば、エアコンの温度調整は「寒い!」といえば設定温度を上げてくれる。また目的地の設定も、走行しながらでも音声でおこなうことができるのはありがたい。

 またレーダーセンサーにより先行者を認識して速度に応じた車間距離を維持する機能「アクティブディスタンスアシストディストロニック(自動再発進機能付き)」が装備されたので、アクティブステアリングサポート機能と合わせて使えば、渋滞のときでもドライバーの負担が軽くなる。
 
 横長でカウルのないインストルメントパネルはGLAと同じだが、助手席前のダッシュボードのデザインは、よりSUVらしいGLB独自のものになっている。センターコンソールの前方にはスマホのワイヤレスチャージができる受け皿が用意してあるのは、GLAと同じだ。

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こもだきよし
こもだきよし
モータージャーナリスト
日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会長(2016年〜) 1950年 神奈川県川崎市生まれ 自動車レース、タイヤテストドライバーの経験を経て、1984年から新型車にいち早く試乗して記事を書くフリーランスのモータージャーナリストになる。クルマが好きというより運転することが好きでこの仕事をしている。 世界一の難所と云われるドイツのニュルブルクリンクの北コース(ノルドシュライフェ)を1984年5月に初めて走ってから40年間通い、BMW M社主催のBMW ドライビングエクスペリエンスで、インストラクターとしてドイツ人インストラクターとともに日本人参加者向けにニュルの走り方を伝えている。

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