キャロウェイの「高性能ウェッジ」は何が違う? 約19か月を投じて熟成された“極上のフォルムとスピンパフォーマンス”とは?
試行錯誤を繰り返して完成させたヘッド形状とフェース面
世界最大級のゴルフクラブメーカーであるキャロウェイゴルフが展開する、ハイレベルなウェッジ「OPUS(オーパス)ウェッジ」シリーズ。ツアープロとコミュニケーションを重ねながら完成させた意欲作です。

同シリーズのメンズ仕様は2タイプをラインナップ。軟鉄鋳造でロフトが7種類の「OPUSウェッジ」と、MIM製法(金属粉末射出成形法)と削り出しでつくられ、バックフェース上部にタングステンバーも加えたサンドウェッジとロブウェッジのみの「OPUS PLATINUMウェッジ」が展開されます。
そんな「OPUSウェッジ」シリーズについて、キャロウェイゴルフのマーケティング ブランドコミュニケーションズ 原哲史さんは次のように話します。
「キャロウェイの新しいウェッジシリーズには、カリフォルニアの最高級ワインをつくるワイナリーの名を参考にした“OPUS”という名が与えられました。それほどまでに極上のモデルを目指したというわけです。
ヘッド形状は、ツアープレーヤーと入念なコミュニケーションを重ねながら、約19か月という時間をかけて何度も改良。最終的に、やや丸みのあるリーディングエッジを持ち、ティアドロップ型がより強調されている、6番目に試作したシェイプが採用されました。
また、フェース面でも高い性能を追求すべく、さまざまなテストを敢行。結果、たどり着いたのは、鋭い37Vグルーブの角をキープしながら、溝そのものの幅を狭くすることで、溝のピッチを狭くするスタイルでした。
これにより、従来よりも溝を2本増加させることができ、特にラフやウェットなライでのスピン性能とコントロール性を大幅にアップさせることができました」
●極上のフォルムとスピン性能が魅力の「OPUSウェッジ」
「OPUSウェッジ」は、約19か月を費やして熟成された極上のフォルムとスピンパフォーマンスを特徴とするウェッジです。
トップブレードのヒール側が低すぎず高すぎないティアドロップ型で、ホーゼルからフェース面、特にトップブレードにつながる部分の造形は、従来の窪みがあるように見えるものではなく、非常になめらかな曲面になっています。
また、従来の37Vという鋭い角をキープしながら、溝の幅を狭くすることでピッチを狭くし、従来モデルよりも溝が2本増えたことで性能が大幅アップ。特に、ラフやぬれた芝のライにおいて、スピン量が大幅に増加しています。
同時に、打ち出し角も低くなり、ターゲットをねらっていく際のコントロール性が大きく向上しています。
ソールグラインドは、スタンダードな「S」、ワイドソールの「W」、ソールが半円状の「C」に加えて、新たに「T」グラインドが登場。
「T」グラインドは「C」に似ているものの、トレーリングエッジ側をより幅広く削った形状となっており、さらにバウンス角が抑えられています。これにより、薄く硬い地面であっても、ボールに対して正確にコンタクトしていくことが可能です。
仕上げはクロムとブラックの2種類を用意。ロフトは48°から60°まで2°刻みで7種類を設定しており、48°には「S」グラインド、50°、52°、54°、56°には「S」と「W」グラインド、58°と60°には「S」、「W」、「T」、「C」グラインドを展開しています。なおシャフトは、3種類のスチールモデルから選べます。
●仕上がりもスピンも最上級の「OPUS PLATINUMウェッジ」
「OPUS PLATINUMウェッジ」は、「OPUSウェッジ」と同じヘッド形状が採用されています。両モデルの大きな違いは製法で、「OPUS PLATINUMウェッジ」は新フォルムを鋳造でも鍛造でもなく、ウェッジではあまり類のないMIM製法と削り出しでつくり出しているのが特徴です。
このMIM製法は、粉末状にした金属と樹脂製の接着剤を混ぜ込み、熱処理をして成形するもの。後に、それらを削り出すことで、より設計どおりに精密で精巧な仕上がりにすることができます。
また、素材も注目ポイントのひとつ。「OPUS PLATINUMウェッジ」は2種類のステンレススチールを使用しており、そのうち80%を占めるのがやわらかい303SSです。
このやわらかさによって衝撃を吸収することで、ボールがフェースに乗る時間が増加。結果として、プレーヤーにボールコントロールのしやすさをもたらしています。
また、バックフェースには削り出しの跡をあえて残しているなど、仕上がりがとても美しいのも魅力です。
溝やフェース面の処理は「OPUSウェッジ」と同様ですが、「OPUS PLATINUMウェッジ」はスピン量をアップさせるべく、バックフェース上端にタングステンバーを搭載しているのがポイント。
結果、ヘッドの重心が高くなることで打点位置と重心位置が大きく離れてギア効果が増加し、より多くのスピンを生み出すことができます。
ソールグラインドは、スタンダードな「S」に加えて、トレーリングエッジのトウとヒールが大きめに削られ、リーディングエッジ側も半円状の面取りがされている「Z」を用意。
仕上げはクロムとネイビーブルーの2種類。ロフトはサンドウェッジとロブウェッジのみの展開で、54°、56°、58°、60°となっています。
●製品仕様
■OPUSウェッジ
・価格(消費税込):2万9700円
・ロフト角:48°、50°、52°、54°、56°、58°、60°
・ライ角:64°
■OPUS PLATINUMウェッジ
・価格(消費税込):3万7400円
・ロフト角:54°、56°、58°、60°
・ライ角:64°
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